「ねぇ、サンタクロースって本当にいるの?」
子供が成長してくると、いつかは聞く質問ではないでしょうか?
サンタクロースはどうやって家の中に入ってくるのか?
サンタクロースは何で自分の欲しいものがわかるのか?
これらの子供の疑問にどう答えるか、以外と戸惑っている方が多いんですね。
大丈夫です、明快な答え方があります。
うちは、男の子2人の家庭でしたが、そのやり方でバッチリでした。
しかもどんなクリスマスプレゼントがほしいのか、聞かなくてもちゃんとわかる方法もあります。
目 次
サンタクロースいついての子供の質問にどう答える?
枕元に置かれたプレゼントを朝発見して大喜びをしている子供は本当に無邪気で可愛いですね。
そのお子さんもやがて成長してくると、「えーっ、サンタさんって本当はパパやママなんじゃないの?」と薄々気がついてきます。
無理もありません。
学校に行けば友達同士でいろんな話をします。
中には「サンタなんていないんだよ!」と親から聞かされている子供もいるんです(^^;)
子供の疑問にどう答えるかの方針はこんな感じではないでしょうか。
・子供にサンタクロースの存在について嘘はつきたくない
・子供のサンタさんの夢を壊したくない
・心のどこかでクリスマスのプレゼントを期待している子供の思いに答えてあげたい
そんな条件をちゃんと満たす答え方があります。
サンタクロースについて子供に説明する良い方法
上の子が小学校3年生くらいの時でしょうか。
その質問がやってきました。
あらかじめ考えていたわけではないのですが、とっさに次のように答えました。
サンタクロースっているの?という質問への答え方
「ねぇ、サンタクロースっているの?」
『うん、俺はいると思うよ』
「へぇー、お父さんってサンタを信じているんだ?」
『だって毎年ちゃんとプレゼントをもらっているからね』
「そうか、去年おとうさんは何をもらったの?」
『真っ白なセーターだよ』
「それって、ほしかったの?」
『そうさ、だからこっそりクリスマスツリーに願いごとを書いておいたんだ』
「えーっ、そうなんだ?」
『何でそんなことを聞いたの?』
「友達がサンタさんなんていないって言うから…」
『きっとその子はサンタさんを信じていないからだよ』
『サンタクロースは信じている人には来るけど、信じていない人には来ないんだよ』
少し前のことなので、細かい言葉はちょっと違うかもしれませんが、だいたいこんな感じの会話をしました。
サンタクロースからのクリスマスプレゼントはいつまで?
お子さんが何歳になるまでクリスマスプレゼントを用意しますか?
ところで、先ほどの答え方なら、「いない!」と言っている子どもを否定しませんし、「いる」と信じている子の夢を壊しません。
「サンタクロースは信じている人には来るけど、信じていない人には来ない」
これなら、どちらの考えも否定していないので、嘘をつくこともありませんので、とても上手な答え方だと思います。
ただ、ひとつ問題があります。
我が家では、そのおかげで高校生になるまでクリスマスプレゼントを用意することになってしまいました(^^;)
もちろん、どこかで「サンタクロースではなく、お母さんやお父さんがプレゼントを贈ってくれる」ことを気付いたと思いますが、気付かないふりをしていたわけですね。
でも、言い方を変えれば、
「自分のことを大切に思ってくれている人(パパとママ)がいて、その親の思いを有り難く受け取っていた」わけですから、良しとしましょう(^^)/
「サンタクロースはいるの?」という質問に対して
「信じる人にはいるし、信じない人にはいないんだよ」
とても良い答え方だと思いますが、成長して何歳になってもプレゼントを子供のために親が用意することになるかもしれない欠点がありますね(^^;)
サンタクロースから子供へのプレゼントの選び方
「サンタクロースはいる」
パパやママが上手に説明して、子供もそう納得したとします。
ところが、今度は何をプレゼントしようか、これまた問題です(^^;)
『今年はサンタさんに何をお願いしたの?』
「お母さんには内緒だよ!」
などと答えられたら、それ以上聞けなくなってしまい、完全にアウトですから…。
また、あれこれしつこく聞くと
「やっぱりサンタクロースはパパやママ?」と疑問が再燃してしまいます。
サンタクロースへの子供の願いを知る上手な方法
我が家ではクリスマスツリーをちょっと早めにリビングに用意します。
そしてその下に短冊とペンを用意しておきます。
すると、いつの間にか短冊に願いごとを書いてクリスマスツリーのあちこちにぶら下げてあります。
まるで七夕の短冊のようです(^^;)
うちは、兄と3つ離れた弟がいます。
当然、短冊に名前は書いてないのですが、描いた文字と願いごとの内容でわかります(^^)/
もっとも、書かれた内容が親の力では実現できない場合もありましたし、プレゼント品が高額で困ったこともあります。
プレゼント品を用意できない時の工夫
短冊に願いごとを書く良さは、親がいつでも見て内容を知ることができるところにあります。
そして、「いや、困ったな。これはちょっと高額で手が出ないぞ!」
ということもあるのですが、そんな時は次の方法で回避しました。
それは、「たくさん願いを書く作戦」です。
実は願いごとは親である私たち夫婦も書きます(^^)/
そこで、子供のプレゼントの願いごとを見て「う~ん、ちょっと高いなぁ。他の希望はないかなぁ」
そんな時は、私たち夫婦が「いくつもの願いごと」を書いて、たくさんクリスマスツリーにぶら下げるんです。
すると子ども達が食いついてきます(^^)/
「パパ、ママ、ずる~い!。こんなにいっぱい願いごとを書いている!」
そして当然、子ども達もいくつもの願いごとの短冊を書くことになるわけです。
たくさん書いてくれれば、その中に1つくらい用意できるのはありますから(^^)/
夫婦それぞれが用意するクリスマスプレゼント
子ども達だけでなく、私たち夫婦もそれぞれ「クリスマスプレゼントで欲しいもの」を書くので、クリスマスの朝にはお互いの枕元にはちゃんとクリスマスプレゼントが用意されています(^^)/
ある年、朝起きて枕元を見ても何もなく「ん? あれ、プレゼントは?」
と思っていたら、出勤するときに車に乗り込んで発見したこともありましたが…。
サンタクロース 子供の質問への上手な説明とプレゼントの選び方のまとめ
いかがでしたか?
これなら子ども達の夢を壊すことなく、子ども達に嘘をつくこともなく上手に説明できるのではないでしょうか。
しかも、クリスマスプレゼントで欲しいものまでわかっちゃいます!
やがて子ども達が家を離れて、夫婦だけになっても、時期になるとクリスマスツリーが用意され、そこには短冊が下がって、夫婦それぞれの願いごとが書かれていたら?
ちょっと素敵だと思いませんか?