あなたのおじいちゃんやおばあちゃんが喜寿を迎えるんですね、おめでとうございます。
喜寿を迎える祖父母に、孫からは何をプレゼントすればいいのか、こうやって調べているあなたはとてもやさしく思いやりのある方だと思います(^^)/
その思いがおじいちゃんやおばあちゃんにちゃんと伝わるように願っています。
ここでは次の3つを中心に20才前後の方に向けた内容をお伝えします。
・おじちゃんやおばあちゃんの喜寿のお祝いに手作りのものをプレゼントするなら
・お手紙やメッセージを贈るときの例文
本題に入る前に1つだけ(^^;)
よく「喜寿の喜という文字が草書の七十七に類似しているから」と言われているのですが、「本当かなぁ」と思って調べてみたんです。
まぁ、確かに似ていると言えば似てますが、ちょっと無理があるような(^^;)
何でも、喜寿のお祝いは室町時代の末期頃から行われるようになったと言われていますが、
昔の人はそうやって無理にこじつけてでも長寿のお祝いをしようとしたと言うことなんでしょうね(^^)/
私は両親の喜寿のお祝いをしませんでした。
そんなお祝いがあることさえよく知らなかったです。
もうそのお祝いはできませんが、するのであれば…そんな思いを込めながらまとめました。
目 次
喜寿のお祝いに孫からの最適なプレゼント
77歳の喜寿となったあなたの祖父や祖母が喜寿のお祝いで一番喜ぶものがあります。
それは、あなたが近くに住んでいなければ、元気なあなたに会うこと。
近くに住んでいる場合は、あなたとゆっくりお話することだと思います。
でも、喜寿のお祝いに、あらためてあなたのご両親が記念の贈り物をするとか、挨拶に訪ねるということを耳にすれば、その時に孫であるあなたも「何かプレゼントしたいなぁ」と思うことは自然で、とても素敵なことだと思います。
また、おじいちゃんやおばあちゃんの喜寿を親戚の人たちが集まってお祝い会をするかもしれませんね。
仕出し料理をとって実家で行ったり、近所の料理屋さんでお祝い会をすることもあるでしょうし、レストランでパーティーを開く場合もあることでしょう。
その場にあなたも出席するなら、お話をするいい機会でもあるし、あなたの心のこもった喜寿のお祝いのプレゼントを直接手渡すことができます。
そこで、お孫さんのあなたから祖父母への喜寿のお祝いのお勧めの3点を選んでみました。
孫からのプレゼント おすすめ№1は紫色の…
あなたのおばあちゃんやおじいちゃんは、若いあなたに決して高価で豪華なお祝い品を期待していないと思います。
ですから、予算的には3000円~5000円で良いのではないでしょうか。
仮に高価な贈り物をしてもただ宅配便で届けるのでは心が伝わりません。
もし私がおじいちゃんやおばあちゃんの立場なら、なぜそれを選んだのかというあなたの気持ちを聞いてみたいです。
そこで№1に選んだのはお花です。
喜寿のお祝いプレゼントでお花を大勢の皆さんの前で渡せばきっと祖父母は感激することでしょう。
(ただ、お祝い会でお花を用意したり、他の人がお花を贈るようなら被るので事前の確認をお勧めします)
喜寿のお祝いにお花を贈るときに、ちょっとした心遣いをしてもらえると、より感動してもらえることが4点あります。
1.喜寿のお祝いに贈る花の色は紫を
喜寿のお祝いの色は一般的に紫とされています。
紫は高貴な色に例えられることもありますから最適ですね。
ちなみに紫色の花の花言葉にはこんなものがあります。
・キキョウ:清楚、誠実、気品
・花菖蒲:嬉しい知らせ、優雅、優しい心
・ブーゲンビリア:あなたは魅力に満ちている
・ラベンダー:繊細、優美、幸せが来る
2.お花を贈るときになぜこの花を選んだのかその理由を伝える
大好きなおばあちゃんへ
喜寿のお祝い、おめでとうございます。
いつ会っても明るく元気で、おばあちゃんの落ち込んだところを見たことがありません。
私が悩んだ時、私が困っているときにも元気な笑顔で接してくれました。
それがどれほど心強かったことか。
おかげ様で今年社会人となりました。
まだまだ慣れないで大変なこともありますが、そんな時はおばあちゃんの元気な姿を思い浮かべて頑張っています。
あじさいの美しい時期になりました。
あじさいの花言葉は「元気な女性」だそうです。
おばあちゃんにピッタリなので喜寿のお祝いに贈ります。
これからも元気にお過ごしください。
○月○日
○○○○より
もちろん、おばあちゃんやおじいちゃんが好きな花があれば、それが一番です。
あるいは、まったく色にこだわらずに、その季節に一番ふさわしいお花もいいですね。
お花屋さんを訪ねてみてください。
お店の中にはきれいなお花がたくさんありますので、「おじいちゃんの喜寿のお祝いに贈ります」とお店の人に言えば、素敵にアレンジしてくれます。
喜寿のお祝い会を自宅、あるいは料理屋さんなどで行うのであれば、集まった大勢の前で是非渡してください。
そんな時はロングタイプの花束が映えます。
おばあちゃんなら可愛いブーケタイプの花束もいいですね。
大勢の前でセレモニー的に渡す機会がなかったら、フラワーアレンジメントにするとご自宅に飾りやすく、長く楽しんでもらえます。
3.お花を贈るときに是非添えて渡してください
お花と一緒に渡してほしいもの、それはお祝いのメッセージです。
普通に便せんに書いてもいいし、可愛いカードにしてもいいと思います。
先ほども触れましたが、喜寿のお祝い会をするようなら、皆さんが揃っているところでメッセージを読み上げて、お花と一緒に渡します。
読み終わった後、会場の皆さんの盛大な拍手に包まれてさぞ幸せな気分になって頂けると思います。
4.喜寿のお祝いを品物にして残しておきたいなら
お花は華やかですが、ずーっと飾っておくことはできません。
それで、喜寿のお祝いに鉢植えの花をプレゼントする考えもありますが、その後の鉢植えの世話が高齢の方には大変かもしれません。
そこで、提案です。
あなたとおじいちゃん、あるいはおばあちゃんが一緒に並んでプレゼントしたお花を持った写真を撮ってもらってください。
そしてアルバムを1冊買ってきて、その写真をプリントして貼ってプレゼントします。
喜寿のお祝いの時の他のスナップ写真もあれば一緒に整理してあげれば大喜びだと思います。
他にも、大きくプリントして額に入れて贈ることもできますし、写真パネルにして贈ることもできます。
写真屋さんにお願いしてもいいですが、今はネットで検索すれば簡単に比較的安価にできるサービスを見つけることができると思います。
お孫さんからのプレゼント おすすめ№2は紫色の…
写真やお手紙では物足りない。
やはり、記念品として使ってもらえるものを贈りたいのであれば、紫色の座布団はいかがでしょう。
お祖父さんやお祖母さんのお名前だけでなく、ちょっとしたメッセージを入れることができるものもあります。
毎日のように使ってもらえますし、長い期間愛用してもらえます。
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この場合も贈る時は是非メッセージを添えてください。
(前後は省略してありますので、先ほどの例にならってお考えください)
紫といえばとても高貴な色と言われていますが、「何で?」と思って調べてみました。
何でも聖徳太子の定めた冠位十二階の制度で最上位を表す色が紫なんだそうですね。
いつも和やかで落ちついているおじいちゃんにピッタリな色だと思いました。
孫からのプレゼント おすすめ№3は記念品なのに毎日使える…
おじいちゃんの喜寿のお祝いの時におばあちゃんにも一緒に贈る。
もちろん、逆におばあちゃんの喜寿のお祝いでおじいちゃんにも一緒にプレゼントすると喜ばれます。
そこで、ペアの湯飲みはいかがでしょう。
名前を入れることもできますので記念品として大切にしてもらえることと思います。
次の湯のみなんかいかがでしょう?
素敵だと思いませんか(^^)/
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喜寿のお祝いに孫から手作りのものを贈るなら
さきほど書いたように、おばあさんやおじいさんは、あなたに決して高価なものを期待していないと思います。
それよりは、お金ではなく、愛情とアイデアと手間をかけ、心を込めて手作りをしたら喜んでくれるのではないでそうか。
孫からの手作りの贈り物 お勧め№1の表彰状
お店の文具コーナーに行けば「賞状用紙」が販売されています。
それを買ってきて、喜寿のお祝いとして祖父母あての表彰状を作ってはいかがでしょう。
祖父母の喜寿のお祝いに親戚の皆さんが一同に集まってお祝い会をするようならチャンス。
その場で表彰状の文面を読み上げてお渡ししましょう。
きっと皆さん喜んでくれると思いますし、文面次第では多くの人が涙を流して感動してくれます。
額に入れてからプレゼントすればとても立派な記念品となります。
喜寿のお祝いのメッセージの例文を考えてみました。
これを参考にぜひアレンジして作ってみてください。
○○○○殿
あなたはこの度七十七歳となり
めでたく喜寿を迎えられました
今まで長年に渡り私たち大勢の家族を
支えてきてくれました
さらに私たちを幸せに導いてくださったこと
心より感謝しています
これからも身体に気をつけて
ますます元気にお過ごしください
○○年○月○○日
家族一同より
喜寿のお祝いに手作りの贈り物 お勧め№2はちょっとアイデアを出して
お祝い品で名前の文字を並べて、それぞれ文を繋げて作った「お名前の詩」を見かけます。
もちろん、注文して作ってもらうこともできるのですが、これをアイデアをひねって手作りしてはどうでしょう。
喜寿のお祝いに色紙を買ってきて、そこに祖父母の名前にちなんだ喜寿のお祝いの言葉を詩にするわけです。
ちょっとデザインを工夫してつくればとても素敵になると思います。
さ さりげない優しさで私たち家族を見守り
と 遠くにいても心配してくれ
う うれしいときには一緒に喜んでくれる
ま まだまだ元気なおじいちゃん
こ これからも健康に気をつけて
と 永遠に幸せあれ
喜寿 おめでとうございます。
考えるのはちょっと大変かもしれませんが、「○から始まる言葉」をネットで検索しながら考えてみると作りやすいですよ。
ちょっとしたイラストを書き加えたり、おじいちゃんやおばちゃんのスナップ写真を貼っても素敵にできると思います。
孫からの手作りの贈り物 お勧め№3はあなたが主導して
喜寿のお祝いをする関係者の皆さん、きっと普段は遠く離れている方もいることと思います。
そんな時にはとても大変なのですが、喜寿のお祝い会やパーティーを開くようであればチャンスです。
関係者が皆さん揃った時に全員の方から並んでもらって、真ん中に祖父母に入ってもらいます。
そこで、会場の方から参加者の集合写真を撮ってもらいます。
皆さんが一同に集まることはそうそうないので貴重な1枚になります。
さらに、あらかじめ色紙とペンを準備しておき、喜寿を迎えたおじいちゃんやおばあちゃんへのお祝いメッセージを色紙に書いてもらいます。
離ればなれになっている時はなかなかできませんが、一同に集まっている場では、色紙を回して書いてもらえるので簡単にできます。
この時に色紙の中央部分に写真スペースの分だけ空けてもらうようにし、それを囲むように放射状にお祝いのメッセージを書いてもらうと見た目もきれいにできます(^^)/
あとは、さきほどの集合写真をプリントして空けておいた中央に貼って完成です。
しかも、これらのことを、おじいちゃんやおばあちゃんに気付かれないように内緒で進めれば喜寿のお祝いとしてのサプライズプレゼントの出来ちゃいます。
少し手間がかかりますが、心のこもったとても素敵な喜寿のお祝いプレゼントになります。
完成した色紙にはお手紙を添えて、「おばあちゃん(おじいちゃん)、喜寿のお祝い、おめでとうございます。この前の喜寿のお祝い会に集まった皆さんに書いていただき素敵な色紙ができあがりましたのでお贈りします。」とあなたが企画して作ったことをぜひアピールしてくださいね(^^)/
喜寿にメッセージを孫から贈りたい時の例文
おじいちゃんやおばあちゃんに喜寿のプレゼントを渡すときに、メッセージカードをぜひご用意ください。
長い文章や立派なメッセージを書く必要はありませんが、大切なポイントが抜けないように次の点をチェックしておいてください。
喜寿のお祝いに贈るメッセージカードのポイント
・喜寿を迎えたおじいちゃんやおばあちゃんを気遣う言葉を入れる
・自分と祖父母の思い出のエピソードを入れる
・自分の最近の様子を具体的に入れる
・自分の今後の決意を具体的に入れる
・祖父母との再会を楽しみにしている言葉を入れてまとめる
例文を作ってみました。
おじいちゃん(おばあちゃん)が今日まで私たち家族を支えてきてくださったこと、本当にありがとうございました。
そして、元気で今日の喜寿のお祝いの日を迎えられたことをとても嬉しく思います。
先日会った時はちょっと風邪気味だったのですが、その後の調子はいかがですか?
きっとおじいちゃん(おばあちゃん)のことだから、今はすっかり元気になっていると思います。
でも、まだまだ寒い日が続きますので気をつけてくださいね。私が子どもの頃、おじいちゃん(おばあちゃん)には本当によく可愛がってもらいました。
地域のお祭りにいつも連れて行ってもらって楽しかったことをとてもよく覚えています。
私はこの春からいよいよ社会人となりました。
毎日仕事に追われて大変ですが、一生懸命頑張っています。
どんなに忙しい時でも、いつもおじいちゃん(おばあちゃん)が言っていた
「笑顔を大切にして人と接する」ことを心がけています。
今回の喜寿のお祝いにはどうしても仕事の関係でお休みが取れず行けませんでした。
とても残念でしたが、今度のお正月には元気なおじいちゃん(おばあちゃん)に会いに行けると思います。
健康に注意してお元気でお過ごしください。
それではまた。
大好きなおじいちゃん(おばあちゃん)へ
○年○月○○日
○○○○
喜寿のお祝いに孫からの最適なプレゼントと手作りの場合と手紙の例文のまとめ
いかがでしたか?
少しは喜寿を迎えた祖父母のお祝いのヒントになったでしょうか?
こうやって調べていることそのものがとても素敵なことだと思います。
そんなあなたが選んだ喜寿の贈り物ならきっとおじいちゃんやおばあちゃんは大喜びだと思います。
最初に書きましたが、一番嬉しいのはあなたに会うこと、あなたとお話をすることだと思います。
喜寿のプレゼントを用意したら是非直接手渡ししてお祝いの言葉を伝えてください。
遠方でそれができない時は宅配便で送っても大丈夫です。
でもその時にも、到着を見計らってぜひ電話をしてお話をされることをお勧めします。
おじいちゃん、おばあちゃんの喜寿のお祝い、本当におめでとうございます(^^)/