バツイチ子持ちで再婚する女性のリスクと良いタイミング

バツイチで再婚するにはいくつかリスクがあります。

せっかく再婚するお相手がいらっしゃるなら、今度の結婚では是非幸せをつかんでいただきたいと思います。
少しでもリスクを減らして幸せな結婚をするためのポイントをまとめました。

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バツイチ子持ちで再婚したい女性の方へ

バツイチで子持ちで、もう結婚は懲り懲りという方もいらっしゃいます。その方にはただお気の毒とした言いようがありません。

でも、あなたは再婚をしたいと思っていらっしゃる。それはとても良い選択で素敵なことだと思います。

人はみな幸せになる権利があります。再婚しないから幸せでないということではありませんが、素敵な方と一緒にもう一度家庭を作ることができればより幸せになるのではないかと思います。

ただ、再びその男性と別れることになってしまってはその時のダメージは計り知れません。
そこで、そうならないためのリスク回避の考え方を3つ挙げてみたいと思います。

1番目のリスク要因はお子さんの年齢です。
2番目はその次は相手の男性の性格も含めた状況です
そして最後はあなた自身も含めた状況です。

 

申し遅れましたが、能力開発の仕事に携わっている関係から、個人のご相談にもたくさん対応してきました。そこでは、お子さんがいらっしゃる状況での再婚で様々なケースを見てきた経験があります。この記事はその経験に基づいての内容となります。

それでは1つ目から考えてみましょう。

子供の年齢

あなたと男性の性格やお仕事、収入や住居環境など全て同じ状況でもお子さんの年齢によってリスク回避の考え方が大きく変わります。

子供が未就学児

この場合は、男の子でも女の子でもあなたと相手の男性が深く理解しあい、お子さんを大切に育てていけば、本来の親子とまったく変わらない家庭を作っていくことができる可能性がとても高くなります。

ポイントはあなたのお子さんが何か失敗したりして父親(再婚したことを前提に彼のことを父親とします)に迷惑をかけたり嫌な思いをさせたときに、それを引け目に感じて、あなたがアクションを起こしてはダメと言うことです。

 

なぜなら、普通の家庭でその状況なら、父親自らが子供に対応します。母親が子供の代わりに謝ったり取り繕うことはありません。

あなたの立場ですと我が子のことだけに思わず父親との間に入りたくなることが多いようですが、そこはぐっと我慢して彼に委ねるのがいいでしょう。それについて、結婚前にあらかじめよく相談しておくことをおすすめします。

 

子供が幼いときに問題は表面化しないことが多いです。問題が出やすいのは子供が思春期になった頃、厄介なのは、そこで気付いても修復がとても難しいと言うことです。ですから、最初からこのことをきちんと考え、対応していくことをおすすめします。

簡単にまとめるなら普通の親子ならどうするだろうかということを常に自分に問いかけ、その答えの通りに進めていけば大丈夫です。

三人の関係を図で簡単に表すと次の様になります。
3人の関係

子供が小学校中学年まで

基本的には上記の未就学児と同様に考えます。でも、ある程度の年齢になってからの同居ですので、未就学児以上に遠慮がちになる部分が出やすくなります。父親からご自分の本当の子として育てる覚悟をもっていただくことがとても大切になります。

暴力はいけませんが、時には厳しく叱ってもらう必要もあるわけで、それを父親が遠慮していては円満な家庭は作りにくいです。これも先に書いたように普通の親子ならどうするだろうかという答えにそって進めていけば大丈夫です。

子供が小学高学年から高校生まで

ちょうど思春期にあたる年代です。もし私があなたの相手の男性の立場なら、お子さんが成人するまで待ちます。そして、女性の良き知り合いとして側面からフォローします。

思春期は実の親でもなかなかうまくいかないことがあります。なぜなら思春期は別名反抗期と言われることもあるほで、心身の成長が著しい反面、とても不安定な時期だからです。

 

特にあなたのお子さんが女の子であったら性急な結婚は絶対に避けた方が良いでしょう。
女の子は思春期に実の父親に対して嫌悪感さえもつ場合があります。いくらあなたが誠意を尽くして様々な心遣いをしても、女の子にしてみれば「他人である男が一緒に暮らす」ということなんですから。

今から子供が思春期を終えるまで待つと考えるとずいぶん先の話のようですが、修羅場を迎えるよりは良いと私は思います。

子供が大学生あるいは社会人

まったく問題がないでしょう。もちろん理解してもらう努力は必要ですが、誠意をもってあたれば大丈夫です。

 

バツイチ子持ちでの再婚のリスク

リスク要因の2つ目は相手の男性の性格も含めた状況です。

相手の男性の状況

まず一番ポイントになるのは相手の方は初婚ですか?

男性は初婚

初婚の場合のリスク要因は相手の男性がいきなり子供のいる家庭をもつということです。
あなたはお子さんがいらっしゃるので分かると思いますが、人は子供を持ったからすぐに母親や父親になれるわけではありません。

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あなた自身も、赤ちゃんの時からミルクを飲ませたり、お風呂に入れたり、おむつを替えたり様々な子育てをしながら徐々に母親らしくなってきたとと思います。
その間、子供が熱を出したり、夜中にぐずって何度も起こされたり、本当に苦労してきたことでしょう。
私は男性ですが、父親も同じです。むしろ自分が産んでいるわけではないので、母親以上に子供との関わりがあってこそ父親になれるのだと思います。

ですから、いきなり子供を持つと、その経験がまったくないわけで、男性に「自分にできるだろうか」という不安が出やすくなります。

決して焦ることはありませんが、極力父親にいろいろな子育て体験をさせて、赤ちゃんの時から抜けている数年間をカバーする努力を二人で積極的にしていくと良いと思います。

男性は再婚(死別)

この場合は3つの状況の中で一番リスクが少ないです。

相手の男性はすでに子育ての経験を持っていらっしゃるので比較的スムーズにできるでしょう。また、離婚の場合は彼の性格等に問題がないと言えませんが、死別の場合はそのリスクもないことが多いでしょう。

 

ただ、相手の方にもお子さんがいらっしゃる場合が多いと思いますので、お子さん同士の性別や年齢も違えば、いろいろ考慮する必要はあると思います。両方のお子さんが幼い、あるいは逆に成人していれば問題はずいぶん小さくなると思います。

 

ひとつ配慮してほしいことは、今は亡き彼の元妻を大切にすることでしょうか。節目の法要やお墓参りなどで元妻に対して敬意を表する懐の広さを持って頂くことです。

そのことで彼があなたを愛する度合いはさらに深まることと思いますし、彼にお子さんがいらっしゃれば同様にあなたへの愛情が強まることと思います。

男性は再婚(離婚)

一番のリスク要因となるのは、相手の男性の離婚原因です。
離婚原因は100%片方にある場合は少なく、割合こそ違いますが、両方に原因がある場合がほとんどです。

失礼な質問となりますが、彼にわがままで自己中心的、デリカシーや優しさが足りないといった面はありませんか?

私の友人にはバツ3の人がいます。決して悪い人ではありませんが、自分中心に物事を進める度合いがとても強く、度重なる離婚も何となくうなずけるのです。もちろん、とても魅力のある方で、だから離婚しながらも再婚を3回もしているのですが(^^;)

 

お二人だけでお付き合いをしているときは、お互いの欠点はあまり見えてきません。グループ交際というと大人にはなじまない言葉ですが、大勢の中で一緒に行動すると意外と素の姿が見えるものです。複数の人で飲み会を計画したり、大勢の知り合いと一緒に旅行に行ってみてはいかがでしょう。

欠点のない人はいませんし、欠点があるから魅力を感じる場合もありますが、将来に禍根を残すような面がないかのチェックは是非していただくことをおすすめします。

 

バツイチ子持ちでの再婚の良いタイミングは?

再婚のタイミングは子供の年齢

一番良いタイミングは先に書いたお子さんの年齢によります。

慎重に行きたい気持ちはあるでしょうが、お子さんが幼ければ、あまりのんびりしていると時期を逸します。

逆に小学校高学年くらいになったら、いっそのことお子さんが成人するまで待つ大人の対応をした方が、結果的に良い選択となることが多くなると思います。

あなたの選んだ男性は大丈夫だと思いますが。それを待てないような男性は器がやや小さな男性だと思われますので結婚自体ともう一度見直す必要もあります。

 

バツイチ子持ちでの再婚のまとめ

相手の方にお子さんがいなければ

相手の男性が愛するのはあなたはもちろんですが、あなたの愛するもの全て(もちろんあなたのお子さんも含みます)を愛することができることが重要です。

以前ご相談に乗った女性の場合、男性が好きなのは女性だけでした。
最初はお子さんとの関係作りに努力し、それなりにうまく行っていたのですが、いざ子供が思春期で女の子がちょっと冷たい対応を男性にしたら、一気に男性の態度が変わってしまったようです。女性のために家を新築までしたのですから、彼女への愛情はとても深かったと思われますが、結局彼女の愛するもの全てを愛してはいなかったということです。

 

男性の立場であなたを含めてあなたの愛する全てを愛すると言うことは冷たい態度をしたあなたのお子さんをも愛するということなんです。これを実現するには相当深い愛が必要で結構難しいことです。
それがお子さんが思春期の時期の再婚をおすすめしない理由でもあります。

相手の方にお子さんがいれば

上記同様、あなたにも同じことが言えます。つまり、相手の男性だけでなく、相手の男性が愛するもの全てを愛する覚悟が大切になります。でも、安心してください。それをクリアして幸せな再婚をされている方もたくさんいらっしゃいます。

何よりも、あなたも相手の男性も、楽しいことや愉快なことだけでなく、辛いことや悲しいこともたくさん経験してきていらっしゃいますので、お互いを思いやり深い愛情に基づいて家庭を築いていくことができるでしょうし、たとえ大変なことがあっても、乗り越える強さをお持ちだと思います。

どうぞお互いの理解をさらに深めて幸せなご家庭を是非作ってくださいね(^^)/

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