毎日の朝食作りは大変です。
父親の私が作り続けた朝食の中から、手抜きはしても愛情たっぷりのものを紹介します。
時間は20分以内で3品+みそ汁が基本です。
また、朝食で子供に少しでも多くの野菜を食べさせる工夫も載せたいと思います。
妻は1人いるんですが、若い頃に私が作った料理をほめられほめられ、気がついたらいつの間にかキッチン担当になっていました(^^;)
妻にやられましたね(^^)/
簡単にできる朝食メニュー20選
プレートで手抜きをする
4人家族の場合、料理を小皿に分けると1人3枚でも12枚になってしまいます。
また、小皿に分けると
「品数が少ない!」という印象を持たれます。
そこで、盛り付けるところが3カ所に分かれているプレートをいつも使っています。
ですから、3品しか作らなくても体裁ができます。
4人分を大皿に載せる考えもあるでしょうが、比較的短時間で食べる朝食は個別盛りの方が圧倒的に食べやすいです。
それに大皿にすると、残ったときにまた一手間増えますから(^^;)
短時間でできるようにローテーションを活用
料理にかける時間は20分くらいです。
3品のうち、1品は卵料理に決めています。
すると考えなくてもいいですから。
ハムエッグと、厚焼き卵、オムレツをほぼローテーションします。
2品目は野菜。
トマトやきゅうりなど生で食べられるものを切って乗せるだけ。
※ドレッシング、マヨネーズ等は食卓に出しておいて各自でかけます。
もう1品は魚を焼くか、肉と野菜を炒めるのが主です。
こうやってある程度全体の枠組みを決めておくと楽です(^^)
簡単朝食メニュー20選
- 出すだけ品
納豆、朝食海苔、ミートボール、カニ風味かまぼこなどをただ出すだけ(^^)/ - ハムエッグ
フライパンに油を引き、ハムを人数分の枚数を広げて、卵を割り入れ焼くだけです。 - 厚焼き卵
2個の卵をよく溶き、市販の出汁少々と砂糖少々を入れて2人分ずつ焼きます。 - オムレツ
ひき肉+タマネギ、ツナ+タマネギ、ミックスベジタブルをローテーションで作り回します。 - 野菜炒め
キャベツ+ひき肉、キャベツ+人参+もやし、キャベツ+人参+ピーマン等、2~3種類混ぜればOK。 - ツナともやしの炒め物
キャベツでもOK。コーンを加えても美味しいです。 - 焼き魚
鮭、さば、ししゃもの3種類が朝食に使いやすく、ローテーションしていました。 - 油揚げの卵とじ
油揚げを半分に切って卵を割り入れつまようじで止めて甘辛出汁で煮ます。 - ウインナ炒め
切り込みを入れて焼くだけ。ピーマンの細切りと一緒に作ることが多いです。 - ホイル焼き
※後で簡単な作り方をご紹介します。 - 野菜チーズトースト
極細切り野菜を食パンにのせて、とろけるチーズを1枚載せてオーブントースターで焼く。 - 野菜煮込みうどん
野菜を食べやすく切って煮、うどんを加えてさらに煮込んで完成。 - スパニッシュオムレツ
野菜を切って炒め、溶き卵を入れて混ぜながら形を整えます。 - ミニホットドッグ
ウインナを炒め、小さめのロールパンにレタスと一緒に挟んでケチャップをかけます。 - イングリッシュマフィン
イングリッシュマフィンにハム、レタス、スライスチーズをはさむだけですが美味しいです。 - アボカドとトマトのチーズ焼き
材料を食べやすい大きさに切って、超軽く炒めて塩コショウして器に個盛りし、とろけるチーズを乗せてレンジでチン。 - 鮭のバター焼
フライパンにバターを引き、塩コショウして小麦粉をまぶした鮭を焼く。 - 野菜の甘酢漬け
短冊に切った野菜を市販の調味液に前の晩に漬けておく。 - じゃがいもとひき肉のカレー風味炒め
ひき肉とスライスじゃがいもを炒め、塩コショウした後にカレー粉で味を調える。 - ほうれん草と卵のケチャップ炒め
ほうれん草をバターで炒め、溶き卵を加えて作ります。バターとケチャップベースの味は子供が大好き。
朝食を簡単レシピで乗り切る
プラス1で見た目に変化を
ふりかけ、鮭フレークを常備しておくと便利です。
朝食には時々しか使いませんでしたが、おかずの種類や量が少し少ないかな?
という時にとても重宝しました。
朝食ではありませんが、お弁当を作るときはご飯の白い面は見せないように、常に何かをかけていました。
卵そぼろ、ひき肉そぼろ、インゲンを小さく切ってバター炒めにしたものなどは特によく使いましたよ。
夕食の時にたくさん作っておく
きんぴら、おひたし、ポテトサラダ、筑前煮、お麩の煮付けなどを作る時は、夕食の時に多めに作って取り分けて保存。翌日の朝食の1品にしました。
メインのおかずが夕食の残りではガッカリしますが、脇役なら大丈夫ですし、かなりの時間短縮になります。
1週間のうち、2~3回はこの手で乗り切りました(^^)/
意外に簡単ホイル焼き
アルミホイルを敷き、
野菜と鶏ささみを食べやすき切り、
出汁をかけて溶けるチーズを1枚載せ、
アルミホイルの上を閉じてフライパンに並べ、
周囲に水を張ってふたをして蒸し焼きにします。
ホイル焼きというと時間がかかるイメージがあるかもしれませんが、材料と調味料を入れてホイルで包んだら終わりです。
あとはフライパンが作ってくれますから(^^)/
パンを使って変化をつける
ご飯のおかずに比べてパンの方が比較的時間がかかりません。
トーストにジャムなどの好きなものを自分で塗って食べる。
それに生野菜を切って、既製品のポタージュスープにフルーツ、1週間に1~2回、パンの日を挟むと変化が出て良かったですね。
ピザトーストなどは子供が好きですし…。
子供に朝食で簡単に野菜を食べさせる方法
みそ汁やスープの活用
野菜は生だと量が多くなります。
朝から大量の生野菜を見ると野菜好きの子供でなければアウトです。
また、野菜の料理は比較的時間がかかるものが多いですので、みそ汁かスープにします。
冷蔵庫に残っている野菜を切って煮て、あとは顆粒の和風だしと味噌を加えるか、中華の調味料を加えるか、コンソメを加えるかの違いです。
ホイル焼きと同様、切って鍋に入れれば後は鍋が作ってくれますし、朝に汁物があるととても食べやすいです。
毎日みそ汁を飲むと塩分が心配という方、大丈夫です。
具だくさんにすると塩気が少なくても美味しくなります。
病院でも老人ホームでも、みそ汁はメニューに毎日のように出ていたりしますから(^^)/
3色丼
ひき肉のそぼろ、卵のそぼろ、インゲンを小さく切ったもののバター炒めの3食丼が基本です。
他にもツナを使ったり、ほうれん草をバター炒めにしたりしました。
1つのおかずは野菜の緑を使うと彩りもきれいですし、野菜がとても食べやすくなります。
レタスに火を通す
ビタミンB1やビタミンCのように熱に弱いビタミンもありますが、あまり細かいことまで考えていると時短は出来ません。
レタスは本当にちょっと熱を加えるだけで量がとても少なくなって食べやすくなります。
レタスを軽く炒めて溶き卵を回し入れて、さらに炒めてケチャップ味は子供が喜んで食べていました。
鶏ムネ肉を薄くスライスして焼いて、レタスと一緒に炒めてケチャップ味というのもいいですよ。
りんごの活用
An apple a day keeps the doctor away.
一日に一個のリンゴは医者を遠ざける
文字通り、1日1個のリンゴを食べていれば、医者の世話にならないほど健康でいられる、
という意味の英語のことわざですが、他にもいくつかの国で同様のことわざがあるようです。
野菜ではありませんが、
「おかずが少ない」
そんな時におかずの1品にしてしまうこともたびたびありました。
これも簡単朝食のコツです(^^)/
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私なりの時間短縮のポイントは次の通りです。
- 3品乗るプレートを使う。
- パターンを作って、あとは飽きさせないように組み合わせを替える。
- 前の日の夕食で作り増しして保存して利用する。
- ご飯のトッピングを複数種常備しておく。
- パン食を適度に入れて変化を持たせる。
こんな手抜き料理ですが、実は冷凍食品はミックスベジタブルくらいしか使っていません。
そのほかの時短のコツは料理の手順です。
最初に煮る料理やホイル焼きなどからスタートします。
そして鍋やフライパンを火にかけたら、次の料理に着手します。
魚は12分くらいで焼けるので、このタイミングで焼始めます。
あるいは卵料理もこのタイミングです。
そしてスキマ時間に生野菜やフルーツをカットします。
このときに、まな板の肉や魚を切った面を裏返しにすると食中毒の予防にとても効果があります。
以上、手は抜いても愛情たっぷりの親父飯でした(^^)/