猛暑とか酷暑とか言われますが30℃を超えるとさすがに暑いです。
そんな時は炭酸飲料などの冷たい飲み物に手が伸びやすくなりますが、食事はちゃんと摂っていますか?
我が家は夫である私がキッチンに立つことが多いのですが、仕事の関係で妻が食事を作ることもあります。
実は夏は極力帰宅が遅くならないように気をつけています。
なぜならカミさんが夕飯を作るとソーメンとか冷や奴とか、冷たくて簡単に作れるものが増えるからです。
酷いときには枝豆とスイカが夕飯だったりして(^^;)
枝豆は栄養が豊富で良いのですが、さすがにこれが夕食では夏バテしてしまいます。
昨日はお嫁ちゃんの方が先に帰宅していたのですが、LINEで「今日の夕食は夏野菜カレー、私が作るので休んでいてください(^^)/」と先に連絡を入れておきました。
※きっと私の本心には気付いていません(^^;)
目 次
夏バテ対策の食事はどうしたらいい?
暑いと食欲不振になることもありますし、暑い屋外とエアコンの効いた涼しい室内を出入りしていると身体も何となくだるくなったりします。
それで、我が家でも、つい火を使わない料理が多くなったり、冷たいものに手を伸ばしがちになっちゃうわけです。
そこで、夏の旬の野菜を使った栄養豊富な食事として夏野菜カレーを作ってみました。
男の料理ですので、市販のルーを使った簡単なものです。
レシピも載せておくので良かったら作ってみてください。
夏バテ予防に栄養たっぷりの夏野菜カレー
材料はカレーが4人分、夏野菜が2人分ですが、重さなどはきちんと計っていませんのであしからず(^^;)
材料 | 分量(適当) |
タマネギ | 大1個 |
ジャガイモ | 中1個 |
にんじん | 1/4本 |
なす | 1本 |
ズッキーニ | 1/3本 |
ピーマン | 1個 |
パプリカ赤・黄 | 各1/4個 |
ゴーヤ | 1/3本 |
オクラ | 4本 |
豚肉 | 100g |
トマト | 大1個 |
生姜・にんにく | 適量 |
カレールー・オリーブオイル・バター | 適量 |
夏バテ対策の夏野菜カレー簡単レシピ
40分くらいで作りましたが手際の良い方だともっと早いかも(^^)/
夏野菜カレーの材料下ごしらえ
カレーの上に夏野菜を載せて仕上げるので、カレーの具材は肉以外すべて小さめに切るのがポイントです。
- ゴーヤは輪切りにしてワタをとって塩を振っておく
- 豚肉は食べやすい大きさ、人参・玉ねぎ・ジャガイモは小さめに切っておく
- ゴーヤは輪切りにしてワタをとって塩を振っておく
- フライパンにオリーブオイルを引き、生姜とにんにくを入れて火を付け、香りが立つまで炒める
- 豚肉を入れて赤みが消えるまで炒めて一旦皿に取り出す
- フライパンに人参を入れて炒め、タマネギとジャガイモを加えてタマネギがしんなりするまで炒める
- 豚肉をフライパンに戻して野菜と一緒に軽く炒める
- 鍋に湧かしておいた湯をフライパンに入れ、フライパンに出ている旨味を全部一緒に鍋に戻す
- 鍋で野菜を煮ている間に夏野菜の準備
- 塩を手にとってオクラをすりつけ合うようにしてうぶ毛をとって、ゴーヤと一緒に2分ほど茹でる
- なすとピーマン、パプリカ、ズッキーニを写真のように切る
- 鍋にカレールーを入れて弱火でさらに煮る
- フライパンを熱し、オリーブオイルを引き、風味付けにバターを少量加える
- フライパンにカットした夏野菜を入れてサッと炒めて塩コショウする(オクラとトマトは炒めない)
- 大きめの皿にご飯を少量、カレーを適量かけたら、彩りよく野菜を並べる
- 最後に温泉玉子を1個乗せ、らっきょうなどを添えれば完成(^^)/
夏バテの食欲不振の対策には見た目も大事
夏野菜は彩りよく仕上げられるのがポイントです。
具材をすべてカレールーで煮込んだ上のカレーと、カレーの上に野菜を並べた下のカレーではいかがでしょう?
食欲を増進させるには、カレーの香辛料の香りも大事ですが、見た目も大切ですよね。
うちの妻は決してカレーを嫌いではないのですが、暑い夏にドロッとしたカレーはあまり得意ではないようです。
カレーは細かい分量などあまり気にしないで作ることができるので、男性の方が作るのにはピッタリだと思います。
子育てで忙しいママ、エアコン疲れでぐったりしている奥様に替わって、時には旦那様のあなたが作ってみてはいかがでしょう。
我が家の奥さんは料理が得意ではないので、私が作るだけでルンルンですよ(^^)/
夏バテ対策に簡単に作れる栄養いっぱいの夏野菜カレーはいかが?
夏野菜カレーの利点は見た目や簡単に作れるだけではありません。
夏の暑さなどでダメージを受けやすい身体にはとても重要な栄養素がタップリなんです。
豚肉ビタミンB1ビタミンB1は疲労回復の決め手です。糖質の代謝に大きく関係していますし、頭や神経を酷使する人もビタミンB1を消費するようで、私たちに不足がちな栄養素だと言われています。
夏野菜カレーに入れた材料 | 含まれている栄養素 | 栄養素の働き |
緑黄色野菜(ピーマン・パプリカ・人参・オクラ・トマト | β-カロテン | 抗発がん作用や免疫作用があり、体内でビタミンAに変換されて髪や皮膚や粘膜の健康維持や視力の維持に効果が期待できます。 |
ゴーヤー・苦瓜・にがうり | 苦み成分のモモルデシン | 胃腸の粘膜を保護したり食欲を高める効果があります。神経に働きかけて気分をリフレッシュする効果もあると言われています |
オクラ | ぬめり成分のガラクタン・アラバン・ペクチン | 食物繊維が豊富でペクチンには整腸作用がありますし、コレストロールを排出してくれます |
ズッキーニ | カリウム | ナトリウム(塩分)を排出する効果があって高血圧にいいようですし、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあるそうです |
ナス | ポリフェノール | ナスの紫紺色はナスニンと呼ばれるポリフェノールの一種なんだそうです。これはアントシアン系の色素で強い抗酸化力があるのが特徴で、ガンや生活習慣病のもとになる活性酸素を抑える働きがあります |
その他、にんにくや生姜にも栄養素がタップリ入っていますし、使用したエキストラバージン・オリーブオイルは健康効果のためには1日に大さじ1~2杯をとるのがよいとされています。
今回は夏野菜を炒めるのに使いましたが、熱には強いようですので大丈夫です。
※一部微量のフェノール酸などは熱に弱いようです
夏バテ対策の食事 食欲不振を吹き飛ばす簡単夏野菜カレーのまとめ
冷たい飲み物やスイカやメロンといったフルーツが美味しい夏ですが、簡単に作ることができて栄養たっぷりで夏バテを解消したり栄養不足になりがちな時に最適の夏野菜カレーです。
豚肉や温泉玉子でタンパク質も摂れますし、何より香辛料が食欲を増進させてくれます。
ここはぜひ、日頃奥様に愛情たっぷりの食事を作ってもらっている(我が家は違いますが(^^;))感謝の気持ちを込めて、パパさん、旦那さんからぜひ腕を振るっていただきたいです(^^)/