喪中の年賀状はどこまで出しても良い?喪中ハガキは誰に送る?

冠婚葬祭に関係するものは一般論と実際の場面で迷うことがたくさんあります。

本題の年賀状からちょっと離れますが、基本的な考え方になると思いましたので、ちょっとお聞きください。

先日、妻の従兄弟が亡くなったとき、私は葬儀に参列しました。

お会いしたことはあるものの最近は疎遠になっておりましたし、車で2時間ほどの遠方ですので、一般的には参列はしない方が多い場面かと思います。

でも、妻が大変お世話になった方で、とても悲しい亡くなり方だっことと、親族の方が少ないようでしたので、私も参列してきました。

数日後、わざわざ親族の方から「参列していただいて本当にうれしかったです」とのお電話を頂きました。

一般的な例に従って参列しないで済ませないで良かったと思いました。

喪中の年賀欠礼も一般的な慣例はありますが、最終的には自分自身の考えで良いのだとあらためて思いました。

まぁ、そうは言ってもでも、多くの人はどうしているの?と気になるものですので、具体的な事例をできるだけ多く挙げてみようと思います。

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喪中の年賀状はどこまで出しても良い?

一般的に一親等までは喪中に年賀欠礼を出す

一般的には、故人が配偶者(妻や夫)、父母、配偶者の父母(義父・義母)、兄弟姉妹、子供の場合は喪中ハガキを出します。

次の図の白い範囲です。
通常は年賀欠礼を出す範囲

ただ、それ以外の場合でも同居をしている祖父母や孫などの場合は、喪中とすることが多いようですし、逆に兄弟姉妹の場合は喪中の範囲としない方も多いようです。

一親等までの関係

あなたとの関係 続柄 同居 別居 付記
あなたの妻 妻、家内
<あなたの夫/td> 夫、主人
あなたの父 父、実父など
あなたの母 母、実母など
妻の父 義父、岳父、妻の父など ※注①、注②
妻の母 義母、丈母、妻の母など ※注①、注②
夫の父 義父、阿翁、夫の父など ※注③
夫の母 義母、夫の母など ※注③
あなたの子 長男、次女、息子、娘など
 〃 の配偶者 長男○○の妻○○など

注①
続柄とは故人と差出人様の関係を示すものとなります。
一般的に続柄は世帯主から見た間柄となり、夫婦連名ならば夫から見たものになります。

そのため、女性の場合は実のお母様が亡くなった場合でも、夫婦連名で出す時はご主人が主体の文章になるので、続柄は義母となります。

ただ、これに違和感を覚える方の場合は、奥様単独でご自分の名前で年賀欠礼を出すこともできます。
この場合は、母○○が…という表記になります。

注②
岳父や丈母(じょうぼ)、岳母(がくぼ)という呼び方は第3者からの敬称となります。
妻の父・母の場合も身内として扱いますので、これらの呼称を使うことは相応しくないという考え方もあります。

注③
すでに旦那さまが他界している場合は奥様の立場で書きますので、義父母となります。

二親等まで喪中とする場合もある

冠婚葬祭のマナーの本などには二親等までを喪中の範囲とすると書いてあるものがあります。

次の図の白い範囲です。
年賀欠礼を出す場合の参考

同居の場合は二親等だけでなく、三親等までを含めて考える方もいらっしゃるようです。

二親等の関係

あなたとの関係 続柄 同居 別居 付記
あなたの兄弟姉妹 兄、姉、弟、妹○
 〃 の配偶者 義兄、義妹など
配偶者の兄弟姉妹  〃
〃 兄弟姉妹の配偶者  〃 ×
あなたの祖父母 祖父、祖母 ×
配偶者の祖父母 義祖父、義父母、妻の祖母、妻の祖父 ×
孫、孫息子、孫娘 ×
孫の配偶者 孫の妻、孫の夫 ×

喪中に年賀状を出すケースにはどんなものがある?

喪中で年賀欠礼のはがきを出すか出さないかに絶対的な規則やきまりはありません。

喪中ハガキの意味、
身内を失った悲しみから、とてもお祝いをする気持ちになれないので新年の挨拶を控えさせていただきます。
ということです。

ですから、兄弟姉妹がお亡くなりになった場合、それが1月のことなら年賀欠礼を出さずに年賀状を出す場合もあります。

逆に兄弟姉妹が11月に亡くなったのであれば、たとえ義兄弟(配偶者の兄弟姉妹や自分の兄弟姉妹の配偶者)であっても、私なら年賀欠礼を出すと思います。

二親等だからとか、三親等だからという親族の関係だけでなく、次の要素も絡んでくると思います。

・距離的に遠いか近いか
・交流が頻繁にあったか疎遠になっているか
・亡くなった時期が年初に近いか、年末に近いか

次の章で具体的な事例を挙げてみたいと思います。


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喪中ハガキを誰に送るか迷ったら

あくまでも最近の流れを参考にした私がその立場だったらという考えによるものです。

義父が亡くなりましたが夫、私、私たちの子どもは年賀欠礼をどうすればいい?

旦那さんとあなたは年賀欠礼を出します。

同居していたのであればお子さんも年賀欠礼が良いかと思いますが、別居であれば年賀欠礼を出さなくてもよいと思います。

孫が亡くなった場合は年賀欠礼を出しますか?

一般論で言えば、同居の場合は年賀欠礼とし、一緒に住んでいない場合は年賀欠礼としない考え方が多いようです。

でも、私の知人でまだ3才のお孫さんが亡くなった方は、一緒には住んでいませんでしたが、年賀欠礼のハガキが来ました。

可愛いお孫さんで、預かって子守をしていたことも多かったようですので、その悲しみの深さが想像できます。

妻の祖母が亡くなりましたが、妻、私、子ども達は年賀欠礼をどうすればいい?

同居していれば奥さんもあなたも、お子さんも年賀欠礼を出した方が良いと思います。

同居していないのであれば、欠礼しないことが最近は増えてきているようです。

ただ、奥様が小さいころからずーっと可愛がられ、縁が深いのであれば、奥様だけ年賀欠礼を出してもよいと思います。

気をつけなければいけないのは、関係する親族には年賀状を送らないように注意しましょう。

母方の祖母が亡くなったのですが欠礼ハガキを出しますか?

お母さんのご実家のおばあちゃんになりますね。

祖父母の場合は同居している場合は年賀欠礼としますが、一緒に住んでいない場合は特に欠礼としない場合が多いようです。

母方の祖父母でさらに別居であれば、通常は出しません。

姉が亡くなりましたが、私と夫は年賀欠礼をどうすればいい?

兄弟姉妹の場合は判断が分かれることが多い様ですが、私がその立場なら、自分の兄弟姉妹が亡くなった場合は年賀欠礼とします。

ただ、配偶者の兄弟姉妹の場合は、年の後半のことであれば欠礼としますが、年の前半に亡くなられたのであれば欠礼とはしません。

上記同様、親族に出す時は十分注意を払いますし、仕事関係は通常通り年賀状を出すようにします。

伯父伯母、叔父叔母が亡くなった場合は欠礼ハガキを出すべき?

同居している場合は出しますし、同居していないのであれば欠礼ハガキは出しません。

私なら年の初めのころに亡くなったのであれば同居の場合でも欠礼ハガキは出さないだろうと思います。

前の年の12月に妻を亡くした場合は年賀欠礼ハガキをどうする?

通常は1年以内に亡くなった場合に年賀欠礼をします。

全年の12月に亡くなったのであれば1年を経過しているので(たとえ欠礼ハガキを出すのが11月でも)通常は出しません。

でも、亡くなって1年で「まだ自分は哀しみの中にいて年賀の挨拶をしたり、年賀状を出す気分になれない」のであれば出しても非難されることはないと思います。

最初に書いた通り、絶対的な規則があるものではありませんので、あくまでも自分の気持ちを大事にしていけばいいかと思います。

ただ、いくら哀しみから抜けられなくても1年半とか2年を経過した段階では、関係者が疑問に思ったり、逆にあなたの状況を心配するかもしれません。

ある程度は世間の皆様がどうするかも大切な要素かと思います。

喪中はがきを誰に出せばいいの?

先ほどまでは、ご本人と故人の関係で出した方がいいか、出さなくてもいいかについて書いてきました。

でも、年賀欠礼のはがきは一律に出すというものでもありません。

たとえば、喪中はがきを出す場合でも仕事関係には年賀状を出す場合もあります。

そこで、相手によって喪中ハガキを出すかどうかをどう判断すればよいかについてまとめてみました。

喪中ハガキを出す相手は

毎年のように年賀状のやりとりをしている親戚や友人、会社の上司や同僚、お世話になった方に出します。

毎年のようにやりとりをしていないが、今年お世話になった方や縁が出来た方など、年賀状を出すつもりだった方にも送るといいでしょう。

あなたが喪主を務めたのであれば、故人が年賀状のやりとりをしていた方や故人の葬儀に参列してくださった方に送ります。

喪中ハガキを出さなくてもいい相手は?

仕事上の関係者で、故人のことをよく知らない方にはいつもどおり年賀状を出すことで問題ありません。

友人が故人のことをよく知らない場合も通常どおり年賀状を出す場合もあるでしょう。

ただ、年賀欠礼が身内を失った悲しみから、とてもお祝いをする気持ちになれないので新年の挨拶を控えさせていただきますという意味ですので、たとえ友人が故人のことを知らなくても、あなたが「とてもお祝いする気持ちになれない」のであれば欠礼ハガキを出します。

喪中の年賀状はどこまで出しても良いか、喪中ハガキは誰に送るかのまとめ

何度も書きますが、大切なのはやはり自分自身のお気持ちのようです。

故人を思う浮かべた時に、「やっぱり新年明けましておめでとう」と言う心境じゃないな、そう思われたのであれば、迷わず年賀欠礼のはがきを出しましょう。

ご自分のお気持ちに素直に従っていれば、後になって悔いることもないでしょうから。

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