私の友人の中に40代の独身男性が2人います。
1人は結婚願望がありますが、もう1人には結婚したいという考えはあまりないようです。
2人の性格や生き方は大きく違っていて、きっとアラフォーで恋愛や結婚をしたいと考えている方の参考になると思いますのでまとめてみました。
2人とも一人暮らしですが、仕事をしているので人との繋がりもあり、で寂しいという気持ちは感じられません。
では、結婚願望のある友人をカタブツくん、結婚願望が感じられない友人をキママくんとしてお話を進めてみましょう。
アラフォー独身男性が恋愛をしたいなら
アラフォーと言うと、35歳から44歳までのことを言うと思いますが、
その40歳前後の独り身の方がこれから恋愛をしようと考えるのはとても素敵ですね。
なぜならそれなりに収入もあるでしょうし、人生経験も豊富ですから考え方や行動次第では素敵な出会いがあると思います。
でも、カタブツくんと話をしていると、このままでは結婚できないのではないか、諦めた方がいいのではないかという気持ちを持っているようです。
その気持ちもわかります。
なぜなら国勢調査の結果には結構厳しい現実がありますから(^^;)
アラフォー年代の未婚率の推移から見える厳しい結婚の現実
次の表は国勢調査の結果から、各年齢層の未婚率を平成22年と平成27年から抜き出したものです。
年齢 | 未婚率 平成22年 | 未婚率 平成27年 |
30~34歳 | 46.5% | 46.5% |
35~39歳 | 34.6% | 34.5% |
40~44歳 | 27.9% | 29.3% |
45~49歳 | 21.5% | 25.2% |
平成22年及び27年国勢調査抽出速報集計結果の表I-3-2配偶関係,年齢(5歳階級),男女別15歳以上人口の割合より引用
これは男性のデータを抜き出した表ですが、
平成22年に30~34歳の男性が5年後までに結婚した比率は
46.5%-34.5%=12%です。
一方、35~39歳の男性が5年後までに結婚した比率は
34.6%-29.3%=5.3%
40~44歳の男性が5年後までに結婚した比率は
27.9%-25.2%=2.7%となります。
※細かい要素もあるので正確な値ではありませんが大きく外れてはいないはずです。
年齢層が上がると結婚する率が大きく下がっていくことがわかります。
アラフォーの方が恋愛から結婚を考えるなら
アラ4世代が恋愛から結婚を考えるなら、ただ今まで過ごしていたように、これからも過ごしていてはなかなか厳しいのが現実のようです。
参考までに最初に紹介した友人の特徴をちょっと挙げてみます。
結婚したいカタブツくん
40歳を少し超えた会社員で、アパートと自宅の往復がほとんど。お休みの日が不定期で友達もあまりいないようです。
カタブツくんとニックネームを付けたのは、話を始めるといつも上から目線で(私の方が年上なのですが(^^;))語り始めるし、融通がきかないから…。
確かにいろいろなことを知っている物知りではあるので、私は話をしていてもそう違和感はないのですが、うちの妻ははっきりと「あの人、嫌い! いっつも偉そうにしているよね」と言っています。
そして、「結婚したい? 絶対無理だと思うわ」とも言っています(^^;)
趣味はゴルフ、夜は近くのスナックに入り浸りの時もあり、髪型や服装には無頓着、小太り。
私も正直、彼の結婚は難しいと思っています。
結婚なんて眼中になり自由人のキママくん
キママくんの彼とは古い付き合いです。
仕事ができる有能な人ですが、組織に縛られるのが嫌で会社勤めを辞め、自分で事業をしていて、今は収入が同年代のサラリーマンより多いですね。
旅行が好きで海外にも頻繁に行っていますし、夜の遊びも結構盛んです(^^;)
つまり、ある意味での女性にはまったく不自由がない彼は独身を謳歌しているという感じでしょうか。
ややわがままなところはありますが、スポーツマンでファッションセンスもいいし、信念をもって突き進むタイプ。
普段はクールな感じですが、それでいてやさしいので、いざ結婚したいと思えば、年の離れた若い女の子をお嫁さんに迎えることができると私は見ています。
アラフォー独身で結婚したいと思ったら
私の今までの付き合いで言えば、40前後の独身男性は何かしら独身である理由を持っている方が多いと感じています。
結婚しないでも生き甲斐がある人
キママくんがその例で、結婚しようと思えばできるのに、自分で結婚しないと決めている人です。
別に結婚が全てだとは思わないし、結婚しなくても幸せな人生を送っている方は多いでしょうから結婚しないという生き方は、それはひとつの楽しみ方だと思います。
結婚したくても出会いがないので恋愛さえできない人
カタブツくんがその例で、職場と自宅の往復がほとんどでは出会いがあるはずがありません。
職場はお客さんとして大勢の人が訪れるところなのですが、男女の比率で言えば8割は男性、しかも若い子は少ないので、若い女の子になるとさらに減ります。
その上、若い女性はきっと男性が連れてくるパターンですので、彼の恋愛対象としての女性との出会いはほぼないと言えます。
彼が新たに習い事をしたり、他の人と交流ができる趣味でも始めれば別だと思うのですが…。
婚活を実らせたいと思ったら収入や貯金も大事
若い子ならいざ知らず、40歳前後のアラフォー男性ならそれなりの財力も大事です。
40歳前後にもなって貧乏でお金がないということは、仕事ができない人か、浪費癖のある人と見られてもしょうがありません。
デートだって若い子のようにマックという訳にはいきませんから(^^;)
相手の女性が結婚を望む条件としてある程度の収入や蓄えを期待するのは当然です。
恋愛や結婚を考えるなら人間見た目が大事
キママくんは背は高くなく体型はやや太めではありますが、先ほど触れたようにスポーツマンでガッチリ体型、着ている服もセンスがあると思います。
さらに、ツーシーターのスポーツカーを持っています(^^;)(これホント!)
一方、カタブツくんはいかにもおじさん臭い服装のことが多いです。
同じ太めの体型でもブクブク太っているタイプで清潔感が感じられないですね。
うちのカミさんがカタブツくんのことを嫌いなのは上から目線というだけでなく、容姿にも原因があるのではないかと私は思っています。
恋愛や結婚には外見より中身が大切?
興味深い記事を見つけました。
それは、女子高生が16歳も年上の男性に恋をし、6年越しの恋を実らせて結婚したというお話です。
しかも、彼女が出会ったときには、その男性はボサボサ頭に無精ヒゲで清潔感はなく、さらにシワだらけのシャツだったようです。
さらに、借金こそないが貧乏なおじさんだった(^^;)
ではなぜ、そんなおっさんのような男性に若い女子高生が恋をしたのか?
彼女が恋をした男性には信念があった?
信念と言えるかどうかはわかりませんが、芯はあったようですね。
彼女が並んでいた時に列に割り込もうとした2人の男性を撃退したようで、そこに女子高生は惹かれたようです。
女子高生が惚れた男は下心がまったく感じられない
簡単に言えば、彼は女子高生をまったく相手にせず、最初は連絡先さえ教えていません。
それでもしつこく食い下がる女の子に対しても、素っ気ない態度をとり続けるんです。
若い男性ならいいですが、いい年をしたアラフォー男が、下心いっぱいで女性に話しかけたり、女の子がちょっとでも脈ありサインを出すとすかさず寄っていく人がいます。
焦りもあるでしょうから、わからないではないですが、彼は違ったようです。
それがかえって女子高生の気持ちを高ぶらせたのかもしれません。
無精ヒゲのおっさんは女子高生の相談には親身に乗った
彼が素っ気ない態度をとり続けるので、当初の2年間はやっと教えてもらったメルアドを頼りにメールだけの関係だったようです。
そんな中、受験先に迷った時、大学やアルバイトで人間関係に悩んだ時、親とケンカをしてしまったときなど、彼はいつも相談に乗ってくれ、しかもそれが的確な内容だったそうです。
つまり圧倒的な包容力がその男性にはあったということですね。
女性高生が30代貧乏おじさんい恋した理由…6年後の結末が泣ける
その女子高生と男性のお話はこちらで見つけたものですので興味があったら元記事をご覧ください。
アラフォー独身の場合は諦めたら終わり
先にあげた女子高生と男性のお話はとても稀な例だと思います。
でも、そこには恋愛を成立させ、結婚まで進む上での必要なこと、あるいはコツのようなものがあると思いました。
若い子の周りが見えなくなるような激しい恋愛もいいですが、最初にお伝えした通り、それなりに収入もあり、社会的な立場もあり、人生経験も豊富なアラフォーの方の結婚はとても素敵だと思います。
中には、「俺は結婚をしない主義だから」とか、「俺は自由気ままな生き方がいいのさ」という方もいらっしゃるでしょう。
生き方は人それぞれですので、私は信念をもって、結婚しないと言う方、キママくんのような生き方はそれはそれで素晴らしいことだと尊重しています。
でも、本当の心の中では「寂しい」とかつらいとかつまらない、あるいはみじめだとか負け組と自分で感じるようなら、後悔しないでいいように諦めずに突き進んでいただきたいと思います。
アラフォー独身男性が恋愛や結婚を望む時に必要なことのまとめ
仕事への取り組み方や貯金を含めた財力について見直してみよう。
出会いの機会を増やすように習い事を始めてみよう。
清潔感のある身だしなみを心がけ、ファッションセンスを磨く努力もしてみよう。
そんなお気持ちでありましたら、ぜひ、先に挙げたカタブツくんとキママくんのお話や、女子高生とおっさんのお話を参考にしていただけたらうれしいです。