結婚式の招待は一般的には嬉しいもので喜んで出席したくなります。
でも、疎遠になっている同級生からや、あまり付き合いのない会社の同僚からの招待の場合は、結婚式の招待が迷惑にさえ感じることがあります。
だって、結婚式や披露宴に出席するとなると祝儀や旅費でお金もかかりますし、当日着ていく服のことなどいろいろと考えないといけないので大変ですからね。
でも、結婚式の招待を断ろうと考えても、幸せな結婚式に水を差すようで迷ったり、今後の付き合いのことも考えると憂鬱になってしまいます。
それに結婚式の招待は通常2~3か月前と比較的早い時期に送られてきますので、よく欠席理由に使われるような「身内に不幸があったので」といった言い訳が通用しません。
他にも、以前から旅行を計画していてなどと言えば「私の結婚式より自分の旅行の方が大事なのね」と反感を買いそうです。
そこで、結婚式に招待してくれた相手の人を傷つけずに、上手に断る方法などを経験を踏まえてまとめました。
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同じくどうしたらいいか迷いそうな自分の送別会欠席の理由についてページです(^^;)
目 次
結婚式の招待を断る時の理由はどうすればいい?
私も友人からの結婚式招待を断ったことがあるのですが、断り方がまずかったのか、それをきっかけにまったく付き合いがなくなってしまいましたし、あれで良かったのかいまだに心にひっかかるものがあります。
そこで、あなたと結婚式や結婚披露宴に招待した人との関係などを元に上手な断り方をあげてみます。
結婚式を招待した人が嫌いで今後も付き合いたくない
招待してきた人を嫌いな場合もありますし、招待してきた人の新郎、あるいは新婦と以前トラブルがあって二度と会うつもりがないような場合もあるでしょう。
いずれにせよ、仕事を含めて今後の付き合いをするつもりがないのですから、遠回しに断るのではなく、ストレートに断るのが一番です。
「あいにく都合がつかないので」これが一番です。
それ以上の細かい理由は必要ありません。
いろいろな理由を付ければ付けるほど言い訳がましくなるのが一般的だと思いますので。
自分の結婚式に招待していない人から招待された
あなたが結婚式に呼ぶまでもない友人と考えていたのに、相手が招待してきたわけで困りますね。
この場合は、次の2つのケースが考えられます。
①あなたのことを尊敬しているので結婚式に招待してきた
同年代でもあなたを慕ったり尊敬していればあるでしょうが、特に後輩の場合に多くありそうですね。
この場合は出席するのもありだとは思いますが、あなたは断りたいのですから、相手の方を極力傷つけないで断るのがベストだと思います。
私なら、「あいにく親戚の結婚式と重なってしまったので」とか、
「やむを得ない事情により」と断ります。
②数合わせで結婚式に招待してきた
たとえば、新婦側の友人が多いのに新郎側の友人が少ない場合に新郎が数合わせで声をかけてくる場合です。
もちろん、新郎側の友人が多い場合も同じですが、明らかにそれがわかる場合は「あいにく都合がつかないので」で十分です。
数合わせの結婚披露宴や結婚パーティーに祝儀を包むのは嫌ですから、私もきっと断ります(^^)/
まだ十分な付き合いがないのに結婚式に招待された
まだ友人としての付き合いの日が浅い、あるいは会社の同僚ではあるけど、部署が違ってほとんど付き合いがないといった場合です。
この場合は、今後のことを考えて結婚式に出席するという選択肢もありますが、今回あなたはパスしたいんですよね。
先ほどもあげた「あいにく親戚の結婚式と重なってしまったので」や「やむを得ない事情により」という断り方が一番相手を傷つけないで今後に影響を与えないと思います。
結婚式に行っても知り合いがいない
招待してきた人が会社や仕事の関係だったり、友人同士の場合は、結婚式に出席すれば知り合いもたくさんいて盛り上がって楽しそうです。
ところが、趣味の繋がりだったりすると、披露宴に行っても親戚はもちろん、それ以外の招待客の中に一人も知っている人がいないことだってあります。
こんな場合、社交的な人ならいいでしょうが、私みたいに初対面の人と話が続かないようだと結構つらい宴席になってしまいます。
「やむを得ない事情により」こんな場合もこれがテッパンです(^^)/
そんなに単純に考えられない招待者との関係も
私の場合は、こんなふうに単純に考える事ができなかったので、あなたの場合も複雑かもしれませんね。
私の場合は次のようなことの組み合わせ状態でした。
②今後の付き合いがどうなるかは未知数のところが多い
③住んでいる地域が離れていて日常的な付き合いにはならない
④新郎が友達のあまりいない人で、私も含めて3人が遊び仲間から招待された
結局この時は上手な断り方もできず、次のように言って断ってしまいました。
「ゴメン、まだそういう付き合いまでは出来ないので招待状を送らないでください」
特別悪い感情をもっているわけでもなかったのですが、「まだそこまでの付き合いじゃないだろう」というのが本心でした。
もちろん、他の言葉も考えたのですが、私を含めて3人一緒の招待だったので、「親戚の結婚式と重なってしまい」ってかえって不自然ですよね。
まぁ「やむを得ない事情により」というのが無難だったんでしょうが、3人でいろいろ相談した結果、先に書いたように相談がまとまり、私が代表して「ゴメン、まだそういう付き合いまでは出来ないので招待状を送らないでください」と言った次第です。
結局それで何となく気まずくなってしまい、それからぱったりと付き合いがなくなってしまいました。
結婚式に招待してくれた彼ともっと付き合いが長ければ出席したでしょうし、あの時に出席していれば今でも交流が続いていたのかもしれないと思うと、いまだに心の片隅にわだかまりがあります。
結局、今後どうしたいのかというあなたのお気持ちが、出席するのか欠席か、欠席の場合の断り方をどうするかということになるのではないでしょうか。
いくら複雑な関係でも、
「あいにく都合がつかないので」となりますし
今後の付き合いを継続していくけど、今はまだそこまでの付き合いではないというのであれば、
「やむを得ない事情により」となるでしょう。
結婚式の招待を断る場合の祝儀は渡すべき?
同級生でしばらく交流をしていないとか、年賀状のやりとりもしていないような付き合いの場合、あるいは数合わせという感じが強い場合など。
こんな状態で、今後も積極的に付き合いをしたくないというのであれば、私なら祝儀を包みません。
だって付き合っていく気持ちがないんですから(^^)/
前章で「あいにく都合がつかないので」と断ったような場合ですね。
一方、前章で「やむを得ない事情により」とていねいな断り方をした場合。
これは、今後の付き合いを継続していくけど、今はまだ結婚式まで行くような間柄ではないわけですが、この場合は私なら祝儀を包みます。
祝儀は1万円程度で十分でしょうし、そこまで考えられない相手であれば、5000円程度のちょっとした結婚お祝いのプレゼントします。
また、まだそこまでの付き合いではないし…という思いが強いようであれば、無理に祝儀を渡さなくても決して失礼にはあたらないと思います。
結婚式の招待の欠席返事はメールでもいい?
結婚式の招待が事前の電話での打診なのか、披露宴の招待状が送られてきたのか、LINEで結婚パーティを誘われたのかなどによって変わってきますが原則は一緒です。
結婚式の招待を断るときは招待と同じ方法で!
つまり招待された方法と同じ方法で断るのがポイントです。
電話での打診であれば、そのまま電話でお返事すればいいし、招待状が送られてきたのであれば、返事に欠席として投函すればいいし、メールで結婚パーティーに招待されたのであればメールで返信すればいいです。
欠席の理由は前章で書いた通りですが、ていねいに断りたい相手の場合は、ただ「やむを得ない事情により欠席」と書くのではなく、次の例のように前後に祝いの言葉やメッセージを足して書きましょう。
これはLINEやメールで招待をされた場合も同様です。
そんな配慮があれば、私の場合のように、その後の付き合いがバッタリなくなってしまう事態を避けることができると思います。
二度と顔を見たくもないという場合ならそっけない返事でもいいかと思いますが(^^;)
ただ、その場合でも返事をするのがとても大切。
いくら嫌いな相手を断る場合でも、直前になって断ったり、当日のドタキャンは相手に多大な迷惑を掛けることとなります。
場合によっては深い恨みを買うことになりかねませんのでどうぞ返事だけは忘れないようにお願いします。
結婚式の招待を断る理由と欠席の時の祝儀や返事の仕方のまとめ
結婚式や結婚披露宴、あるいは結婚式の二次会、さらには結婚パーティーなど、いずれも人生の門出となるめでたいものです。
それだけに、何となく断りにくいという気持ちも働きます。
でも、私だけでなく、知り合いでも結構ドライに割り切って欠席している人は多いですので、嫌なのであれば決して無理をしないでいいと思います。
ただ、断るのであるがこそ、事前に打診があったらならその段階で、招待状が送られてきたのであれば、できるだけ速やかに返事をするのが大人のマナーかと思います。
どうぞ、私みたいに心にわだかまりを残さないように、上手に乗りきってくださいね(^^)/