恵方巻き、大人用は買ってきてもいいですが、あの量だと子供は食べきれません。かといって細巻きではおもしろくないですし、食べきってこその恵方巻きです。そこで子供用を簡単に作ってみました。ポイントはお子さんの食べられる量のご飯でつくること。子供が喜ぶ具材をあれこれ考えてみました。
恵方巻きの手作り 子供用は?
節分は、暦の上で春を迎える立春の前日にあたります。きっと多くのご家庭では豆撒きをして一年の災いを払い、恵方巻きを食べて幸せを呼び込む家庭行事をすることと思います。
大人だけではつい面倒になってしまうイベントですが、お子さんがいらっしゃるご家庭は是非することをお勧めします。感受性豊かなお子さんを育てるにはご家庭でお父さんお母さんが中心となってみんなで取り組むことがとても有効です。
1本丸かじりでは子供に大きい恵方巻き
学 年 | お米の量 | ご飯の量 |
小学1・2年 | 70g | 154g |
小学3・4年 | 80g | 176g |
小学5・6年 | 100g | 220g |
中学生 | 110g | 242g |
※文科省の米飯給食の基準を元に、ご飯はお米の2.2倍で算出しました
一般的な太巻きにはご飯をだいたい250g使用しますので、中学生にはちょうどよい量と言えます。お子さんの体格や運動量などによっても違いますが、小学5・6でも普通の太巻きでいいようです。
一般的な中巻きはご飯の量が150gですので、小学1・2年生でちょうど良く、3・4年生だと少しご飯の量を多くしてもいいかもしれません。
普通、中巻きは太巻きと同じ1枚の海苔を使って作りますので、ご飯の量で調整すればいいですね。未就学児の場合は、通常のご飯の量を元に、中巻きを2/3や半分に切ってあげれば大丈夫です。
恵方巻きの手作りを簡単に!
酢飯作り
寿司酢
お米の量 | 酢の量 | 砂糖(上白糖) | 塩 |
1合 | 大さじ2 | 大さじ2 | 小さじ1/2 |
2合 | 大さじ4 | 大さじ4 | 小さじ1 |
3合 | 大さじ6 | 大さじ6 | 大さじ1半 |
※お子さん用にやや甘めのしっかり味の寿司酢、前日に作ってなじませておくといいです
作り方
- やや固めに炊いたご飯をボールに入れます
- 熱いうちに上から寿司酢をかけます
- しゃもじで縦に切れ目を入れるようにした後にひっくり返すように混ぜます
- うちわであおいで少し冷まし、またしゃもじで縦に切るようにし、再度ひっくり返します
- これを3~4回繰り返して完成
◆good!
※多めの量で作る美味しくできます
※ボールでは無く、飯台を使うと水気を吸ってくれるのでベタベタしにくくなります
恵方巻き作り
- 巻きすの結び目を向こう側にして置く(表裏は使いやすい方でOK)
- 海苔の表(ツルツルの方)を下にして横に細長くなるように置く
- ご飯を必要量均等に置く(手前1cm、向こう側2cmはご飯を置かない)
- 手前のご飯の端から1.5cm空けて具材を横に細長く置く
- 具は手前から中央にかけて並べる(中央の具材ができあがりの中心になります)
- 手前から巻きすと一緒に織り上げて、具がずれないように指で押さえながら巻きます
- 一周して巻きすの端が来たら巻きすを巻き込まないようにして最後まで巻きます
- 両側の具材を少し指で押しておくと端の方までしっかりできます
- 巻きすを巻いたまま2~3分そのままにしてなじませませて完成
恵方巻きの具材20選 子供用
次の具材をお子さんのお好みで組み合わせます。通常は細い具材をすべて均一に並べます。唐揚げや海老フライの場合は横に並べると、食べる食べに違う具材にあたるのでお子さんが喜びます。
- 厚焼き卵(細長く切る)
- ツナマヨ
- ウインナソーセージ(焼いて塩コショウする)
- 魚肉ソーセージ(縦に4等分しておく)
- チーズ(1cm程度の細切りにして並べる)
- ハム(2cm幅に切って並べる)
- ベーコン(焼いてからキッチンペーパーで油を押さえて2cm幅に細長く切る)
- うずらの卵(ゆで卵)
- 海老フライ(尾は取り除いておく)
- 唐揚げ
- 焼肉(細かく刻んでおくと食べやすい)
- カニカマ
- ししゃもの子
- しいたけ煮
- 桜でんぶ
- ゆで海老
- かんぴょう甘辛煮
- きゅうり(細長く切っておく)
- 鶏そぼろ
- ゆで卵のマヨネーズ和え(ゆで卵を刻んでマヨネーズと塩コショウで和える)
まとめ
「一緒に作る?」と聞くときっとほとんどのお子さんが「やる! やる!」と言ってくると思います。
すべてを任せるのではなく、年齢と経験に応じて、「これを縦に細長く切って!」「これをここに並べてくれる?」途中まで大人が巻いてから「続きを巻いて!」と言いながら一緒にすると楽しいです。
そしてご飯の時に「これはね〇〇ちゃんが巻いたんだよ」と他の家族に教えてあげましょう。お子さん喜びますよ(^^)/
最初は上手にできなくて当たり前。少し材料を多めに用意して、決して叱らないでさせるのがコツです(^^)/