ホワイトデーのお返しについて迷うことがあります。
職場で義理チョコの場合、1対1なら簡単ですし、女性一同でまとまっていれば男性一同で返せます。
難しいのは一部その動きに入っていない女性がいた場合です。そんな時の解決策をまとめました。
目 次
ホワイトデーのお返し 職場の義理チョコにどうする?
以前、スタッフが大勢いる職場に勤めていました。男女の人数はほぼ同数。毎年の人事異動で20~30%の人が変わるので毎年雰囲気が違います。
ある年は女性一同からといって男性全員にチョコを配ったり、ある年は面倒な女性がいたようで、一部の女子が一部の男性(彼・彼女の関係ではなく、仕事的につながりが強い関係など)にそっと渡したり。
そんな経験を踏まえていくつかのケースについてより良いと思われる方法をまとめたいと思います。
お返しはいいから
バレンタインデーの時に「お返しはいいので~」といった軽いノリで配られたことがあります。そんな時にあなたならどうしますか?
好きな男性に個人的に渡すのではありませんから、本当にお返しは期待していないかもしれません。ましてや彼や夫がいる女性ならなおさらです。
でも、いただいたらお返しをするのが礼儀。仮に期待していないなら「えーっ 頂けるんですか~」と喜んでくれます。
義理チョコ自体が職場の雰囲気を明るくし、人間関係を円滑にするツールの一つだと思います。ですからホワイトデーのお返しも雰囲気を明るく、人間関係をより良くするためにひとつの手段として活用しましょう。
1対1の場合
たとえ彼女には好きな男性がいても、自分に妻がいても、大勢いる中でそっと1対1で渡されるとドキドキしますよね。
職場の人数がとても多かったり、職場の女性の人間関係が複雑な場合に、女子全員の考え方が揃わずに、「したい人が好きなようにすれば」となることも往々にしてあります。
そんな場合は同じように贈ってくれたその女性に対してお返しをしましょう。決して目立たないようにそっと渡すのがとても重要になります。そうしないとその女性の立場がとても難しくなることもあり得ますから。
女性一同の場合
これも単純です。女性一同から頂いたのですから、きちんと女性一同にお返しをしましょう。
前にも書きましたが、バレンタインは職場を明るくしたり人間関係をより良くするためのひとつのツールとして使えます。ですから、お返しも同様に考えましょう。
女性がまとまってお金を出し合い、女性一同で男性全員に配ったのであれば、同じように男性もお金を出し合って、女性全員にお返しをあげればいいです。
有志や一部の男性だけがお返しをするのは避けたいものですね。
また、年長者や職場の上司がこういったイベントごとをリードするのは考えもの、こんな時こそ、その中の若手が率先して動いて男性をまとめるのがコツでしょう。
女性有志の場合
バレンタインの時に、女性有志が男性全員に配るケースも考えられます。「私はいいから」と加わらない女性がいたり「バレンタインなんか職場に持ち込まないで!」というお局様がいるような場合ですね。
男性まとまって女性に渡す
これは一見優しい対応に見えますが、絶対に避けるべきです。男性にしてみれば、1人2人渡す女性が増えてもさほど大きな出費とはならないかもしれません。
でも、そもそもまとまっていない女性だからこうなったんです。それに対して女性全員に渡すと、「なんであの人(女)までやるの? お金を出し合ったのは私たちなのに」と人間関係をより難しくしてしまうかもしれません。
また、加わらなかった女性も「私は入っていませんから」とリアクションしなければならないかもしれません。それはそれでストレスでしょうね。
男性がまとまって有志の女性に渡す
贈ってくれた人(女性)に贈ってもらった人(男性)が渡すのが基本です。ただ、先ほどのようにそもそも女性の人間関係はあまり良くないのですから、それを助長するようなことをしないように注意しましょう。
具体的に言えば、大きな声で「バレンタインのお返しで~す」などは禁句と言うことです。一番ふさわしい渡し方は、女性軍が渡してくれたのと同じような方法で渡すことです(^^)/
ホワイトデーもらって嬉しいもの 義理チョコ返し
1.2~2倍まで
本来男性が用意すべきお返しを奥様が代わりに買ってくるご家庭も思いの外多いものです。あるいは自分一人では自信がないので、「奥様と一緒に選びに行く」男性も少なくはありません。
そんな時にいただいたチョコの3倍も4倍もするような品物を選んではいけません。奥様の心中はいかがでしょう? お返しに躍起になる夫ほど見たくはないはずですから(^^)/
それに女性の立場からしても、贈ったものよりも何倍も高価なものをいただくと「この人って私に気があるの?」と要らぬ心配をかけてしまいます。
本来は、いただいたものと同額程度で充分です。少しカッコいいところを見せたければ、1.2~1.5倍の予算で考えましょう。まあ、いっても上限は2倍未満にしましょう(^^)/
職場の女性も大切ですが、一番大切なのは恋人であり、奥様ですから。
頂いたものがヒント
いただいたものが大きなヒントになります。
大袋のお菓子を分けてきたのであれば、同じように大袋や箱入りのお菓子を分けて渡しましょう。
個包装のちょっとしたものなら、同様に個包装のものがいいでしょう。
あまりみかけない珍しいお菓子とかなら、同じように少しリサーチして探してみましょう。
要は、贈って頂いたものを見れば大きなヒントになるはずです。
おすすめはお菓子
お勧めはなんといってもお菓子です。
「ありがとう(^^)/」と言って受け取って「めずらしいねぇ~」「美味しい♪」と言って食べてもらうのが一番いいでしょう。
ただし、上記の1対1の場合であれば、そっと持ち帰って食べてくれるでしょうし、有志の女性に渡しても同様でしょう。いずれにせよ、美味しく食べて無くなるというのがポイントです(^^)/
ホワイトデーはキャンデーと言われたり、マシュマロと言われたり。キャンデーの意味は…という人もいますが、美味しく頂ければ何でもいいでしょう。
ちなみに、キャンデーをあまり好まない女性はけっこういらっしゃいます。それに比べてチョコを嫌いという女性は少ないようですから、チョコを選ぶのもお勧めです。チョコは種類も価格帯も様々で選びやすいですし(^^)/
クッキーも選択肢が広くて選びやすいですね。
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ホワイトデー 義理のお返しでセンスが問われる
NGなお返し
個包装でないもの
バレンタインデーの時にチョコレートを箱ではなく、2~3粒もらうこと、義理チョコですからありますよね。まぁ多くの場合は1個1個包装してあるはずです。仮にしていなくてもきれいな紙の上に載せてくれませんでした?
女性ならまだしも、男性が紙を敷いてお菓子を載せるのは、私個人的にはあまり似合わないと思います。できれば個包装のものを選んでください。
個性の強いもの
いくら最近人気急上昇といっても、パクチーを練り込んだビスケットとか、ビックリするほど辛いお菓子とか、思わず顔をしかめそうな酸っぱいお菓子など、個性の強いものは避けましょう。
ウケ狙いをして外してしまうより、無難に進める方が良いかと思います。
センスのいいお返し
ブランドお菓子
女性は味もそうですが、ブランドに弱い側面があります。言葉は不適切かもしれませんが、駄菓子を1袋もらうより、自分ではあまり買えない1粒1,000円のチョコの方が喜んでくれると私は思っています。
かわいいお菓子
多くの女性はブランドに弱いと同時に、かわいいものに弱いですね(^^)/ 見た目にかわいいものもお勧めです。
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ホワイトデーお返し 職場の義理のまとめ
前述の通り、バレンタインもホワイトデーも、お返しは職場をより明るく、楽しく、人間関係をより円滑にするために使ってこそ「義理」も生かされます。
さぁ、じゃあ早速選んでみようという方は500円前後のお返しと、1,000円前後のお返しを女性が喜んでくれるお菓子類で厳選してみましたのでご参考にどうぞ(^^)/
「バレンタインデーは嫌い」「バレンタインデーは苦手」「バレンタインデーなんて」そう思っている方も、一旦チョコを受け取ったわけです。つまりスタートはきられているのですから、もう避けることはできません。
どうぞ、みんなで相談してより良い職場作りに一肌脱いでくださいね(^^)/