妻がインフルエンザ 会社はどうする? 料理や育児は?

奥様がインフルエンザにかかると家庭生活が回らなくなって子どもや父親が困ってしまう家庭も多いと思います。

そんな時に旦那様であるあなたの対応次第で良き夫になるかもしれませんし、家庭の危機に直面するかもしれません。

経験を元にベストの対応をまとめてみました。

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妻がインフルエンザの時に会社はどうする?

妻は会社を休む

奥様がお仕事をしていた場合。当然会社を休むことになります。

仮に仕事が出来る状態であったり、休めない仕事を抱えていても、休むのが普通です。

なぜなら、出社することによって他の人にインフルエンザを移す恐れがあるからです。

 

インフルエンザは通常、2日間程度の潜伏期間を経て発症します。

突然38℃以上の高熱が出たり、悪寒や関節痛、頭痛などの全身症状が襲ってきます。

その後、2~3日で激しい症状が治まると咳が出たりくしゃみや鼻水が出たりします。

ですから激しい症状が収まってからも飛沫感染などの恐れは強いのです。

 

子どもの場合は、登校を再開するには医師の登校許可証が必要です。

そのめどは解熱後2日間は出席停止、発症後5日間は出席停止です。

つまり、熱が下がって楽になっても登校はできません。

少なくても熱が下がった日を含めると3日間、発症した日を含めて5日間は登校できないんです。

 

大人は一律の法律ではなく、会社の就業規則によることになります。

  • 出勤停止となる(学校に準じた形で、この場合は休業手当が出る会社が多いようです)
  • 休むことを勧められる(通常の病欠扱い、有給の消化など対応はまちまちです)

だいたいこんなところですが、あいまいな会社もあるようです。

ただ、その場合も、他の社員やお客さんのことを考えれば、子どもに準じた期間を休むのが望ましいでしょう。

「私はこんなに熱があっても頑張って出社したの」というのは自慢にならないどころか、大きな迷惑ということです。

では旦那様のあなたはどうすればいいでしょう?

 

発症していたら休んで医者に行く

同じ家で過ごしているので感染している可能性は大いにあります。

ただ、インフルエンザの場合は発症してから12時間~24時間は、医者はインフルエンザかどうかの判定ができない場合があることを承知していてください。

だから早めに医者に行って陰性と言われても、その後に症状が重くなることは十分考えれます。

 

普段から付き合いのあるホームドクターがいれば、早めに行って相談するのが一番いいです。

奥さんに加えてあなたまで寝込むことになっては大変ですから。

 

発症してなく家事が回るなら会社に行く

インフルエンザにかかっている人と同居しているから全員感染するというものではありません。

体力や免疫力など様々な要因が関係します。

ですから、あなたが発症していなく、体調にも問題がなく、さらに奥様の様子も安定しているなら会社に行って普通に仕事をするといいでしょう

お子さんの健康状態がよくて学校に行くのであれば何の問題もありません。

 

ただし、奥様の飲み物や食事などはちゃんと用意してあげてくださいね(^^)/

そして「辛くなったり困ったことがあったら連絡して!」という一言は大切です!

 

インフルエンザで妻が料理をできない時は?

 

奥様へのアンケート調査で「夫の言動で頭にくること」というものがありました。

その中で
自分(妻)が風邪などで具合悪くて寝ているところに、「おれのメシは?」と言う夫
いうのがあり、思わず笑ってしまいました(^^;)

 

当然でしょうね。

奥様の心配をするどころか、具合の悪い人に向かって、自分のことしか考えない言葉を投げかけるのですから。

我が家でそんなことを言ったら私は家を追い出されます(^^;)

 

奥様の心配をする

奥様がインフルエンザにかかって寝込んでいて料理ができない場合、真っ先にするのは夕食の心配ではありません。

旦那様が真っ先にすることは奥様の具合の心配です。

  • 具合はどうか
  • 熱があって辛いならタオルを冷やしてこようか
  • 喉が渇いているなら白湯がいいか、スポーツドリンクがいいか。
  • 果物でもむこうか? それともヨーグルトでも買ってこようか?
  • 汗をかいているなら着替えをもってこようか

奥様に聞かなければ出来ないことは聞いてすればいいですから。

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家事も大事、子どもも大事ですが、真っ先に心配するのは奥様です(^^)/

 

特に女性は具合が悪いときに弱気になり、そんな弱気の時に親切にされるととても感動するのだそうです。

あなたの行動で評価はうなぎ登り、これをきっかけにほれ直されるかもしれません(^^)/

もちろん、そんなことがねらいではないですけどね(^^;)

 

奥様を隔離する

つぎにすることは奥様の隔離です。

隔離と言っても一般家庭ではなかなか難しいので、部屋を別にして、子ども達との接触を極力避けることができる体勢を作ってあげてください。

時々換気をしたり、湿度を上げてのどの粘膜の防御機能の低下を防いだり、浮遊するインフルエンザウイルスの浮遊を抑えるといいでしょう。

加湿器がなければ濡らして絞ったタオルを2~3枚部屋にかけておくだけでだいぶ違います。

 

食事を作る

奥様の食事

症状が重ければあまり食欲はないと思います。

上記に書いた通り、飲み物や果物、ヨーグルトなどで奥様がほしいというものを用意してあげましょう。

 

家族の食事

夕食の材料が用意されている場合

奥様に聞いてさっそくキッチンに立って作りましょう。

多少時間がかかっても、あまり美味しく出来なくてもまったく問題ありません。

あなたのその誠意が家族みんなの栄養になりますから(^^)/

※コンビニ弁当はやめておきましょう。出前なんてもってのほかです

 

夕食の材料が用意されていない場合

一番のおすすめは鍋です。

冷蔵庫に残っている野菜やお肉類だけで作ることができます。

ちょうど冷蔵庫が空になっていれば、買ってきて作りましょう。

 

簡単寄せ鍋のレシピ
<材料4人分>
白菜4枚、豆腐1/2丁、シメジ1パック、椎茸3枚、にんじん1/4、長ネギ1/2本、そのほか豚肉か鶏肉200g、寄せ鍋の素1パック。

出汁パックに作り方も出ていると思いますが見なくても簡単にできます。

 

全部食べやすく切って鍋に入れ、出汁をいれて火にかければいいです。

味を最初はかなり薄めに作って、仕上げの頃に味見しながら調整しましょう。

最初から濃い味にするとどうしようもなくなります。

 

奥様に食欲があるなら、ちょっと取り分けて持っていってあげましょう。

基本的にご飯とお鍋があれば十分だと思います。

子どもが物足りないと不満を言うなら、お母さんのありがたみを感じる良い機会ととらえましょう。

 

妻がインフルエンザの時、育児はどうすればいい?

 

奥様の次は子どもたちのことす。

普段あまりタッチしていなければわからないことも多いと思いますが、わからないことは聞いてやればいいです。

ちなみに聞く順番は 子ども → 奥様

幼い子どもでも自分に関係することなら結構よく知っています。

一から十まで奥様に聞かないでやり、できるだけ奥さんを休ませてあげましょう。

 

多少うまくいかないことがあっても大丈夫。

あなたのやる気が奥様をはじめ家族のみんなに響くとおもいますよ(^^)/

 

注意したいのは1点だけ。

それは子ども達にもインフルエンザが移っている可能性が十分あるということ。

子どもたちの様子をよく観察し、具合が悪そうだったら早めに休ませたり医者に連れて行く必要があります。

そんな時に会社を休むことができるように、最初に書いたように自分が発症していなく家事が回るうちは出社しておくといいわけです。

子ども達が、今とりあえず元気で普通にしている場合、体調が急に変わったときのために「〇〇の時はどこにどう連絡する」という連絡手段だけ確認しておきましょう。

 

まとめ

 

ざっくりと書いたので不十分の点がたくさんあるかもしれません。

 

でも、基本的には、

最初に奥様の様子を心配し、わからないことは聞いて一生懸命やる

それだけで十分だと思います。

すでに、こうやってご自分で調べてなんとかしようと思っていらっしゃるあなたはとても素晴らしい方です。

 

奥様、早く良くなるといいですね(^^)/

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