お父さんのプレゼントに何を贈ろうか、こうやって考えているお子さんであるあなたのことを知ったら、それだけでもとても喜ぶでしょうね。
なぜなら、社会人になったばかり、あるいは社会人になって2、3年を経過したばかりのあなたは、まだ毎日の仕事に追われていて親の誕生日のことなんか思い出しもしないという方も多いはずですから。
私は50代というより、次の世代である60代になったばかりですが、子どもが生まれるのが遅かったので、ちょうどあなたのパパに贈るプレゼントは何にしようという悩みにピッタリの経験をしていると思います。
目 次
父の誕生日プレゼント50代に贈るなら何がいい?
拍子抜けするかもしれませんが、きっと何を贈っても喜んでくれます、これが一番の答えです。
これホント!、息子や娘のその気持ちが嬉しいんですよ。
後で具体的な品も触れますから、まずは参考に私の経験を少しお聞きください。
娘や息子から誕生日に何ももらわなくて当たり前
振り返ってみれば、私自身、親父やおふくろの誕生日をちゃんと覚えていませんでした。
親が70代、80代になってようやく意識したくらいで、あなたに比べたら親不孝で酷い子どもだったですね。
父親や母親への誕生日プレゼントは、自分が30代後半から40代になってからようやく始めたくらいです。
それもきちんと毎年プレゼントをしたわけでなく、「あ、もうすぐ父親の誕生日だ」と思い出した時にちょっとした誕生日の贈り物をしたくらいです。
そればかりか、「仕事の部署が変わった」とか、「長期研修でアパートにしばらく不在になる」
そんな連絡もあまりしませんでした。お恥ずかしい。
ところが、自分が親に誕生日プレゼントを贈る立場から、自分の息子や娘からもらうという、逆の立場になってみると意識が大きく変わったことに自分でも驚きました。
誕生日に息子や娘からのプレゼントやメッセージを期待する自分
自分の誕生日に子どもからのお祝いの言葉や贈り物をつい期待してしまう、酷い親でしょ。
自分の親にはあまりプレゼントをしたり、電話でメッセージを贈るようなことをしてこなかったのに、逆の立場になると、つい期待してしまうんです。
父の日も同じですね。
長男からは父の日や誕生日にLINEでメッセージをもらうことが多いです。
卒論終わって、実験してやっと打ち上げに合流するとこですー
今年も健康に一年を過ごしてくださいね(´・∀・`)」
今年の誕生日にもらったメッセージです。
いろいろあって長男はまだ大学生です(^^;)
次男は大学を終えて社会人となっています(長男と逆転しています)
その次男からは昨年も、今年も何のメッセージもありませんでした。
自分の子から誕生日に何のアクションもないって、何となく寂しいものでよ。
父親の誕生日に贈るのに最適なのはこまめなメッセージ
「誕生日おめでとう(^^)/」
そんなバースディメッセージをLINEでもらう、あるいは電話で一言「誕生日おめでとう」それだけで十分なのでぜひ贈ってください。
親としては息子や娘が元気で過ごしているか、困っていることはないか、そういうことがいつも気になるものです。
時折、家族のLINEグループで私たち親の近況を送ったりしますが、何日も未読のままだと本当に心配します。
ただ、しつこくすると嫌がられると思うので、あまり頻繁にならないように我慢しています。
私が自分の親にしてきたことと、自分の子どもに期待することにギャップがあって恥ずかしいのですが、あなたのお父さんやお母さん、あるいは多くのパパ、ママが同じような気持ちなのではないでしょうか。
私、自分の誕生日の贈り物にぜひほしいと思うのは、やはり息子や娘からのメッセージです。
父親や母親には毎年誕生日のメッセージを電話やメールやLINEでしている
あなたが、パパやママの誕生日に、毎年バースディメッセージを何らかの方法で送っているのであれば、あなたのお父さんやお母さんはとても幸せだと思います。
「今回、こうやって検索しているのは、お父さんやお母さんにメッセージだけでなく、贈り物をしたいんだけど…」
そんなうらやましいようなあなたに、次の章で次男のことを参考にお伝えします。
父の誕生日に社会人になったばかりなら何をプレゼントすればいい?
前に触れたように次男は大学を卒業してすでに就職をしています。
でも、誕生日や父の日にお祝いの言葉やメッセージをもらったことはありません。
次男が自宅に居た頃は、妻が誕生日のお祝いしてくれるので、家族で一緒に祝ってくれていましたが、それに加えてプレゼントや言葉をもらったことは一度もないんです。
新卒で社会人になった時に親にプレゼントした?
よく、息子や娘が大学を終えて無事就職をしたときに、「初給料から○○を贈ってもらった」そんな友人の声を聞いていた私は、正直期待していたのですが、何もありませんでした。
それどころか、大学時代に住んでいたアパートの未納の光熱水費などを代わりに払ってあげました(^^;)
「まぁ、そんなものかな」、そう思っていたのですが、お盆に帰省したときに、母親である妻と私にiPhoneのカバーケースをお土産で持ってきてくれました。
それはそれはうれしかったですね。
使い込んですっかりデザインもすり減ってしまってますが、まだ大事に使っています。
父母の誕生日の贈り物を誕生日にプレゼントしなくても大丈夫!
今年は、私の誕生日を一週間も過ぎた頃に宅配便でプレゼントが次男から届きました。
中にはポールスミスの財布とメッセージ、勤務している会社の販促で使うクリアフォルダーやメモ用紙が入っていました。
メッセージには
「誕生日おめでとう。父の日を合わせたプレゼントです」
たったそれだけ書いてありました。
毎年きちんとメッセージやプレゼントをもらっていると、つい今年も期待すると思いますが、私の子どものように、不定期に気まぐれでプレゼントするのもいいのかもしれません。
期待しないでいるだけサプライズ感が高まったのか、この贈り物に大喜びしました。
もし、あなたが
「今までパパの誕生日に何も贈ってこなかったから、今さら贈るのも何だか恥ずかしいし…」
こう思われているのであっても、まったく心配いりません。
私のようにサプライズ感が高まってかえって嬉しいかもしれませんよ。
父の誕生日プレゼントのおすすめは?
父親の誕生日に贈るものは何がいいか、記念になるような品がいいか、あるいは身に付けるアウターや小物がいいのか、食べるものやお酒などがいいか、きっと迷われていると思います。
私は財布をもらいましたが、他にどんなものがプレゼントされたら嬉しいか、参考にいくつか紹介します。
父の誕生日に贈るものは予算が少なくてもブランド物がいい
あなたのお父さんの年代が50歳代、あるいは60歳代であれば、必要なものや欲しいものは、おそらくほどんどすでに持っていることでしょう。
だから、同じ予算、金額であれば、グレードの高いものを考えることをおすすめします。
私の場合で具体的にいえば、
・5000円で日本酒を3本贈ってもらうより、720ml 1本5000円の純米大吟醸がいい
・20000円のスーツより、20000円の財布をもらった方が嬉しい
だから、たとえ金券でも、5000円の旅行券より、5000円のnanacoカードの方が私なら嬉しいです。
こんな場面があったら、あなたならどう思いますか?
A:「今回は本当に助かったよ。これでどこかに旅行でも行って!」と言われて1万円をもらった。
B:「今回は本当に助かったよ。これでコーヒーでも飲んで!」と言われて1万円もらった。
もらうのは同じ1万円でもAの場合は何だか恩着せがましくて嬉しさが半減するような気がしません?
何もブランド物にこだわる必要はありませんが、50代や60代の男性であるお父さんに贈るのであれば、金額にかかわらず、「品質の高いものを贈る」これがお勧めです。
私は子どもからもらった財布、きっとこれから生涯使い続けると思います。
父のバースディプレゼントは地域の名産品がいい
何度も言うようですが、親としては子どものことがいつも気になります。
・会社の仕事をきちんとこなしているんだろうか
・会社の同僚や取引先、あるいはお客様との人間関係は大丈夫だろうか
・そこの土地に馴染んで、地元に人に受け入れられているんだろうか
そんな時に子どもが勤めている会社あるいは住んでいるアパートがある地域の名産品が宅配便などで届いたら…。
息子の帰省のお土産の名産品は初月給からのプレゼント?
次男は就職をしてから2か月近く会社の研修が続きました。
もちろん給料は出るものの、ホテルに缶ヅメでまったく生活にゆとりがなかったようです。
だから、世間で言う「初月給で両親にプレゼントを渡す」という発想は生まれなかったと思います。
その代わり、お盆に帰省する数日前に宅配便で馬刺しと明太子が届きました。
まぁ、熊本に住んでいる人間が帰省するときのお土産ですから、当然、地域の名産品になるのかもしれません。
でも、親としては「地域にちゃんと馴染んでいる」と思えるのでとても嬉しいんです。
あなたの身近で評判の良いものが父母のレアものプレゼントになる
ですから、パパやママの誕生日に、あなたは住んでいて普段見慣れているものでも、離れたお父さんやお母さんにしてみると、とても貴重で嬉しいプレゼントになると思います。
お土産屋の店頭に並んでいる見た目がキレイで体裁のいいおみやげよりも近所の評判の良いお店で買ったものを贈る方が私なら嬉しいです。
今はネットでいろいろな物が簡単に買える時代です。
でも、息子や娘の住んでいる地域で評判の良いお店のものはネットでは買えないかもしれません。
離れた地域に住む者にとっては、まさにレアものと言えます。
さらに、その方が、「うん、ちゃんと地域に馴染んで暮らしている」という安心感が伝わってくるので嬉しさが増すんです。
父母の好きなものが最高の誕生日プレゼントになる
これには2つの意味があるので喜びが倍増するんです。
・自分のことを理解している、覚えていてくれているので嬉しい
例えば、私はお酒が好きです。
そんな私が息子の住む地域の「日本酒飲み比べセット」をもらったら最高です。
他にも次のようなことが考えられると思います。
・花を育てるのが好きな人が最近集めているあじさいの新品種を贈られた
・旅行が好きな人が、評判のいい温泉旅館の宿泊券を誕生日にもらった
・最近写経にはまっている人が立派な硯をプレゼントしてもらった
・お出かけしてはいろんな方との交流を楽しんでいる人が素敵な時計を贈られた
毎日のように顔を合わせているわけではないと思いますので、ピンと来ない時は、お母さんに聞いてみるといいです。
「ねえ、ママ! 今度のパパの誕生日のプレゼントを考えているんだけど、最近の様子について教えてくれない?」
そう聞かれたら、お母さんも「私たちのことを考えてくれている」と思って心の中で喜んでくれると思いますし、身近な人の言うことですから的を得た答えをもらえると思います。
お父さんの誕生日に何を贈ればいいかのまとめ
もう一度整理すると…
おすすめ№2 ブランド品または高品質な品物で3000円のネクタイより3000円のハンカチ的なもの
おすすめ№3 あなたの身近な名産品やレアもの
おすすめ№4 お父さんの趣味や好きなもの、最近凝っているものに関係したもの
最後に2つ、私が気にしたことと嬉しかったことを参考にお伝えします。
誕生日に息子からプレゼントをもらったときに嬉しかったこと
前に書きましたが、次男から誕生日に財布のプレゼントをもらいました。
そこに添えられていたものはメッセージと言うよりメモに近いもの、しかもそれは会社のメモ用紙に書かれていました。
その時、会社の仕事が終わった後に、机に向かって一所懸命メモを書き、荷造りをしている次男を想像し、何だか、息子が会社にしっかり馴染んでいる、落ちついて仕事に取り組んでいるという感じがしてとても嬉しかったです。
ですから、可能であれば、お店から直送しないで、一旦自分のアパートなどに持ち帰り、メモを入れて自分で荷造をすることをお勧めします。
息子の父親の私が誕生日のプレゼントで気にすること
父親の誕生日のプレゼントを考えているあなた、お母さんの誕生日プレゼントを忘れないでくださいね。
正直、贈らないなら父母ともに贈らないのがいいです。
たとえば、私の場合であれば、自分の誕生日に娘や息子から誕生日にメッセージやプレゼントをもらって、妻に贈られてこなかったらものすごく気にします。
逆に、母親である妻に贈られてきたのに自分の時は何も無かったらものすごく悲しくなります。
あなたにはそんな心配はないと思いますが、特にパパとママの誕生日が離れている場合、うっかり忘れないように注意してください。
せっかく贈ってもプレゼントをもらった反応が薄いと「あれで良かったのかなぁ」と思いがちですが、まったく心配はいりません。
きっとあなたのお父さんは喜びの表現が下手なだけで、心の中では飛び上がって喜んでいますから(^^)/