反抗期中学生男子が口をきかない時の受け止め方

反抗期の真っ只中の子の対応はとても困りますね。

中学生だけでなく、高校生になって出る子もいますし、早い子は小学生高学年で見られます。
もちろん男子だけでなく女子も。

口を利かない、口答えする、口が悪い時の対応をまとめました。

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反抗期中学生男子の対応の仕方

反抗期(思春期)の象徴的な存在は中学生の男子で、幼児の反抗期とは性格が異なります。
思春期の反抗は、女子にも見られますし、年齢も早い子で小学校高学年から高校生までと幅広いです。

親御さんからよくお聞きする悩みは次の通りです。

  • わがまま
  • 口をきかない、話さない
  • 返事をしない
  • 口答えする
  • 馬鹿にする
  • 口が悪い、うざい・死ねと言う
  • 嘘をつく
  • 約束を守らない
  • 部屋にこもる
  • 物にあたる・物を壊す
  • すぐキレる

こういった言動をする子どもの相手をしていると、イライラしたり、うんざりしたり、あるいは途方に暮れることもあると思います。

また、悲しい気持ちになったり、疲れてもう手に負えないと思い、ほっとくしかない。
もう限界で我慢できないという方もいらっしゃるでしょう。

あるいは、子どもが嫌がること、携帯やスマホを取り上げるとか食事の用意をしないといった対抗手段を取る方もいるでしょう。

でも、この時の接し方を間違えると、思春期を抜けるのにものすごく遠回りをすることになったり、本来は経験しなくてもいいような修羅場をくぐらなければならないこともあります。

 

そこで、反抗期の中学生男子を例に対応の仕方についてまとめてみました。
もちろん、女の子にも通用するでしょうし、小学校高学年の子や高校生にも通じることだと思います。

 

ちなみに、私は30年近く中学校で教員をし、自分自身も男の子(既に成人)を二人の子育てにあたった経験。さらに思春期の子どもの対応に悩む親御さんのご相談に長年にわたって携わった経験を持っています。

その経験からのお話だと思って参考にしていただければ幸いです。

 

反抗期で口をきかない子にどう対応する?

幼い子の延長ではない

お子さんが小さい時の記憶が私たちにはあります。
どうもこの記憶が思春期・反抗期の子どもの対応の邪魔をするんです。

幼い子どもにも「イヤイヤ!」という反抗期があります。
でも、基本的に幼い子は従順で親の言うことを素直に聞きます。

ほめたり、おだてれば喜ぶし、叱れば泣いたり、言うことを聞くようになることが多いです。

その感覚のまま思春期のお子さんに接すると皆さんショックを受けるわけです。
「今まではこんなじゃなかった」
「何でも話してくれたのに」
「言うことを聞いて素直だと思っていたのに」

でも大丈夫、本質の部分は幼い頃のお子さんと今のお子さんは何も変わりがありません。

 

反抗期は大人になる変革期

反抗期は別名、思春期とも言われますが、要は大人になる変革期です。

どうでしょう?
あなたのお子さんが40歳になったときのことをイメージしてください。
「お母さん、これどうすればいい?」
こういって聞いてきたらどうですか?

『40にもなって、自分で考えて自分でやりなさい!』
そう言いたくなるのが普通ですよね。

今、あなたのお子さんはそうなろうと必死なんです。
ちょうど幼虫がさなぎになって羽化する時のように劇的な変化を心や体の内側でやっているということです。

思春期を乗り越えて自分で考え、自分で判断して、自分で実践するために大きく2つの流れがあります。

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一つは、今までの既成概念を壊して、自分で一から作っていく方法
もう一つは、今までの既成概念と自分の考えを、少しずつ入れ替えていく方法

どちらかというと、男子は既成概念を壊すことから始めることが多く、少しずつ入れ替えていくのは女子に多いです。

一人の人間としての扱い

子どもの方が優れていること
先ほど、「お子さんが小さい時の記憶が邪魔をする」と書きましたが、
具体的に言うなら、
親が、お子さんが小さい時と同じような立場で、次の様な立場で思春期のお子さんに接するから上手くいかないんです。
・親が優れていて、子どもは親に従うもの
・何かを教えるのは親で、子どもは教えてもらうもの
・親の方が何でもできて、子どもは未完成なもの

逆にお子さんが思春期になったら
・子どもの方が親より優れている点を見付けること
・子どもから教えてもらえることを見付けること
・子どもの方がよくできて、親の出来ないことを見付けること

こういった考え方がとても大事です。たとえば、
「スマホの使い方がわからないから教えてくれる?」
「パソコンのソフトを買ってきたんだけど、インストールの仕方、わかる?」

一人の大人に話すようなイメージで話すといいですね。
「早く起きなさい!」…相手が大人ならこんな言い方はしませんよね。
「明日は○○があるから、○○時には朝ごはんにするけどいい?」
でも、相手は自分の子どもですから過度に丁寧な言い方は必要ありません。
×「明日は○○があるから、○○時には朝ごはんにしますのでよろしくお願いします。」

同じ土俵に下らない
親子の言い争いは些細なことから始まることが多いです。
「○○を◇◇してくれる?」
『今、忙しいから無理』
「◇◇するだけだから何分もかからないでしょ!」
『だから、無理だって言ってるじゃん』
「そんな言い方しなくたっていいでしょ!」
『うるさいな! 簡単にできるなら自分でやればいいじゃん』
「親に向かってなんてこと言うの!」

これではまるで子どもと同じ土俵の上で勝負している感じです。
子どもを手のひらの上に乗せるイメージでいきましょう(^^)/
「○○を◇◇してくれる?」
『今、忙しいから無理』
「わかった、じゃあまた今度お願いね」

子どもと同じところに立って真っ向勝負することも大事な時はありますが、
年柄年中、上のようなやりとりをしていると、いずれ子どもは親を見下すようになります。

反抗期の受け止め方

反抗期があることを喜ぶ

最初にも書きましたが、反抗期は大人になるための変革期です。
だから反抗期がないというのは、むしろ心配なんです。
一見、楽なようですが、その弊害は後からやってくることが多いです。
※ただ、中には上手に大人への変革期を乗り越えて、過激な言動をしなくても思春期、反抗期が通過するお子さんもいます。

反抗期がないことの怖さ

あまりにも物わかりの良い親の場合、お子さんに反抗期が起きないことがあります。
だって、反抗する材料がないですからね(^^)/

でも、それがお子さんの言いなりになっているような状況であればとても心配です。
子どもがまだ子どものうちはいいですが、大人になってしまうと子どもの言うことをすべて満たすことはできなくなりますから。
『新しい服がほしいんだけど買ってくれる?』
「いいよ」
『新しいパソコンがほしいんだけ』
「いいよ」
『バイクがほしいんだけど』
「???」
『彼女がほしいんだけど』
「???」

反抗期 口をきかない時の受け止め方のまとめ

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